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2006年5月28日 (日)

ふたたび古唐津

古陶好きの酒呑みにとって、備えたい道具に古唐津の「ぐいのみ」があります。
ただし、伝世の斑や皮鯨の筒盃は自分の思う値の域を遥かに越え、たじろぎます。
それゆえ数寄者は、明治の前から窯趾に、難あって捨てられたものを掘り起こし
それらの部品を漆で繕って、金で蒔いて形にしてきました。
誰もがひとくちめに「完器だったらな〜」と呟きます。
贋物は山のようにあります。真物と信じて長く伝わり味になったものを
また業者が売り付け、更に伝わっていきます。
これを「贋物伝世」というのでしょうか。
Photo_6
前列左から:無地唐津盃(市ノ瀬高麗神窯)、無地唐津盃(松浦系)、
斑唐津筒盃(帆柱窯)、青唐津盃(小森谷窯)
中列:無地唐ぐいのみ(松浦系)、無地唐津筒盃(飯洞瓶窯)、皮鯨唐津平盃(藤ノ川内窯)
後列:無地唐津半筒盃(小物成窯)
それぞれ堀の手ですがスカッとして気持ちがいいです。
満身創痍という言葉は耳にタコができるほど聞き飽きました。
因みに私は無地が好きです。

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