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2006年6月10日 (土)

涼しい酒器

夏の酒の器は、キンキンに冷やしておけば
器の表面に汗をかいて、冷たくておいしいので、
じつは何でも良いのです。
見た目の印象では、やはり涼し気なガラス器や金属器でしょうか。
名品ではなくても、ひと味違った酒器選びも楽しいのでは…

デカンタや徳利など
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左から1.ブリキの燗付け:銅や錫(すず)のものは良く見るがブリキは初見。
下手に見えるが縁の真鍮巻きやキリッとした口の作りは熟練仕事。
鉄板も厚い。錆を落として漆を拭いたらたいそう使い良くなりました。
(明治〜大正)
2.宙吹きガラス徳利:庶民的なもので割れ易いのが難点、
倒しただけで口が欠けます。今までに2本ほどだめにしました。
そのうち値が上がるのでは。(明治〜大正)
3.李朝白磁徳利:もとは油徳利、ひとり酒用にぴったり(李朝後期)
4.オランダワインボトル:アムステルダムの地下鉄工事で出たものでこの形は珍しい。
デカンタ代わりに、テーブルが引き締まります。(18世紀)

盃やぐい呑みなど
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左から1.渦巻き文盃:宙吹きで高台付き、乳白の渦巻きが風趣。
いくぶん金属音がするので江戸ガラスの範疇か。(明治)
2.江戸切子盃:鉛ガラスを型吹きのあと研摩して切子を加える。(江戸後期)
3.ステムグラス:イギリスのブリストル地方で盛んに作られた濃いブルーのガラス。
宙吹きでポンテ趾があるが本家は完成度が高い(19世紀)
4.把手付ピューター盃:古いオランダのもの。錫は重く冷たい。(19世紀)
5.型吹きコップ:フランスのものでじつは教会で蝋を入れて火を灯す道具。
そば猪口に形が似ていてトロッとして気泡があり分厚い。(19世紀後期)

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