「小さな机展」から
7月15日からの「小さな机展」は総数20数点を出品します。
その中からちょっと気になったものを。
黒い机
古民具といえば分厚くて、真っ黒のトロトロで
ちょっと野暮ったいというイメージですが、
形の選び方やコーディネートでモダンに活かせますね。
「小さな机」展ではこれが真っ黒ナンバーワン。
節穴の修理がありますが形状もシンプル。
初荷(うぶに)でこの手はなかなか出て来ませんね。
白い机
寺院古材のような杢目の浮き上がった杉材です。
漆も柿渋もなくおそらく
時代の経緯で剥げてしまったのでしょうか。
黒い古民具に見なれているせいか
生気の抜けた乾いた雰囲気がとても新鮮です。
仏教小品とは仰々しいのですが
演出次第でクールに決まりそうですね。
父親からの机
とても可愛らしい机です。
天板裏の墨書きによると、
父親が娘に作ったか、作らせたのものでしょうか。
「おと〜さ〜ん…」山の向こうから聞こえて来そうです。
四国から出ました。
次の時代へ大切に伝えて行きたい思いが強くなります。
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