法師温泉
群馬の法師温泉に行って来ました。
当日朝の東京はどしゃぶりの雨でしたが
到着のころには雨もあがり日ざしも出て来ました。
こちらは歴史も古く、品格のある旅籠のイメージ。
お風呂も明治の文人好みといった感じでしょうか。
法師川の上流つき当たりにあり、
まわりは自然豊かでこの季節はまさに青嵐。
素晴らしい温泉です。
山はエゾハルゼミがにぎやかで、目の前の清流では
カジカがきれいな声でかけ合いをしていました。
www.houshi-onsen.jp
法師温泉のエゾハルゼミ
早速、宿のまわりを散策してみました。
といっても食べられるものを探してしまう癖があり
我ながら浅ましいなと思います。
ここは標高800mのところですが、
山菜はすでに伸びきった姿。
でも生き生きしているので写真に撮りました。
(残念ながらここでは採集禁止です。)
ザルの写真はふもとで手に入れたものです。
山ウド
香り、歯ごたえは山のものには叶いません。
これの味噌漬けで五合(酒)はいけます。
ワラビ
ヌルヌルのおひたしは大好きです。
私が育った所では太さが親指ぐらいあり
当時1キロ100円で売れたので毎日、登校前に採りまくり
念願のギター を手に入れた!
ウルイ(オオバギボウシ)
ヌルヌル、シャキシャキのおひたしが最高です。
酢味噌も合います。
コゴミ(クサソテツ)
若いクルクルの時を茹でてマヨネーズで和えたり、味噌汁の具に。
イタドリ(スカンポ)
町にもあるので山菜とは言えないですね。
小さい頃、酸っぱいのでかじりました。
中野坂上の落合さんの店「豆柿」の
マヨネーズ(生クリーム?)和えは絶品。
ネマガリタケ(チシマザサ、姫タケ、ササタケ)
山菜採りの遭難死No.1です。
ラジオを木にぶら下げて、聞こえる範囲で採ると迷わない。
ネマガリタケの籠やザルは粘りがあって丈夫。
写真のザルもこれです。
皮ごと焼いて、味噌をつけて食べるのが最高です。
タラ(タラの芽)
何といっても天ぷらです。芽は全部採ると枯れやすくなるので
1番芽までが山のマナー。
| 固定リンク
コメント
こんにちは〜。ツルオカです。よ!さんのところから飛んできて見させていただいています。
ステキな温泉宿ですね。
そして、山菜料理がまた!!・・・ため息が出ます。
季節を味わっていらっしゃるんですね。
投稿: mrk | 2006年6月22日 (木) 01:14
Mちゃんありがとう。
バージョンが低いせいで文字化けしてなかなか返せません。
法師温泉良かったですよ。
でも、お子らは部屋でDSしてるんだけどね。
投稿: 店主 | 2006年6月22日 (木) 08:52