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2008年8月29日 (金)

something new, something different.

Oriberinka700 Sino700_2 700_2
道具屋になる遥か前、企業に勤め商品開発をしていた。
会社はsomething new,  something different.
というスローガンを掲げていて、
大勢のクリエイターが日夜新しい製品造りに取り組んでいた。
企画が他社に似ていたりすると上司に怒られた。
あまり会社に貢献出来なかったけど
スモールヒットが出るとうれしかった。
その頃すでに骨董が好きで千利休や古田織部に傾倒していた。
当時の日本は中国や朝鮮などの海外ものしか評価されず
織部らの開発した製品はすごいなと思っていた。
しばらく会社にいたがやがて業績が落ちはじめ
社長が代わり、社風も変わった。
something new,  something different.
の看板は受付から外され、程なくして自分も退社した。
Momoyamatouhen 700_3
この生業になっていろいろな品物を扱うようになったが
往時のビッグヒットだった桃山陶にはいつも励まされ、
活力をもらっている。
因みに自分の作った製品が骨董市で見た事があったが
目が点になった。でもそれっきりだった。
(ご売約ありがとうございました。)

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2008年8月24日 (日)

8月のWEB骨董市

酷暑も一段落して朝夕は涼しくなりました。
お待たせしました。8月のWEB骨董市です。
気に入られましたらメール、電話、ファクシミリで
お問い合わせください。

Hakemes3700
1.李朝刷毛目盃 径9cm 高さ4cm
形の良い馬盥型の盃です。
残念なことに外側がカセていますが
使われていてザラザラ感はありません。
見込みはすべすべと釉薬が残っていて
よい味になっています。
口作りも引き締まり高台も竹節です。
これで条件が揃っていたら
さぞ名品だったことでしょう。(売約済)

Sufukuhana700
2.崇福寺瓶子 天平時代 胴径6cm 高さ8cm
首は飛んでいますが穴が小さく
可愛らしい瓶子です。
肩から胴に薄い釉薬がかかり
なかなかの佳品ではないでしょうか。
かちっと焼けているので水は滲みません。(売約済)

Negoros700
3.根来盃 江戸前期 径9.4cm 高さ3.2cm
状態の良い盃です。明るい朱。
刷毛のあとが薄く残っています。
浅くて量は入りませんがひとつは欲しい根来盃です。
高台内は小槌印です。(売約済)


Koppus2700
4.型吹きガラス小コップ 仏 20c前期 径6.2cm 高さ7cm
教会の蝋燭入れですが、かなりいびつです。
デコボコ、ムラムラの味があります。
今まで見たなかで最高のインパクトです。
猪口の形に近いのでお酒にうってつけです。(売約済)

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5.型吹きガラス盃 仏 20c前期 径5.3cm 高さ5.5cm
鎬(しのぎ)が入った底の厚いショットグラスです。
可愛いサイズですが重みもあっていい感じです。
仏在住の業者から分けてもらいましたが
かなり珍品だそうです。(売約済)


Sinooris700
6.志野織部べべら盃 江戸初 径9.6cm 高さ3.7cm
分厚く重い志野織部です。
スタイリッシュなフォルムとは対極。
さらに縁はベベラになっています。
呼び継ぎもわざわざヘンテコなパーツです。
遊び心でしょう。
まわりは金で直す予定です。
それでも碁け高台が桃山の品格を残しています。
これはおもろい!と思った酒徒の方
お待ちしております。(売約済)


Kasaten700
7.伊万里傘文盃 江戸 径8.4cm 高さ4.2cm
薄いつくりに傘の姿を描き込んだ凝った盃。
江戸の洒落た意匠です。
ホツと深いニュウがありますが捨てがたい品です。
新渡とも考えましたが伊万里でいいと思います。(売約済)


Nyuhakutouka700
8.吹きガラス乳白徳利 大正 口径2.7cm 高さ16cm
口切りの乳白徳利です。
光を透過すると流文が現れます。
口はガタガタしてますが大むね良好です。(売約済)

Fraten1700
9.タルト用大皿 仏20c 径30.6cm 高さ2.5cm
ディゴワン・サルグミンヌ窯
珍しいリムのない大皿です。
表面がわずかにゆったりと落ちていて
ろくろのあとが見えます。
リムの段差がなく新鮮です。
料理も美しく映えることでしょう。(売約済)


Bothako700
10.古渡りワインボトル オランダ18c 胴径11cm 高さ27.5cm
首が長く優雅な形。
江戸時代に入って来たオランダのワインボトルです。
箱も古く書き付けも確かなものです。
よく目にするオニオンボトルと同時代ですが珍しい形です。
初荷で汚れてますが瑕はありません。(売約済)


Imaril700
11.前期伊万里白磁煎茶碗5客と老松煎茶盆  
径6.6〜6.8cm 高さ4.6〜4.8cm
めずらしく揃いで出ました。
トロッとしていてピンホールがあったり
ろくろ目やカイラギがあったり少しづつ表情が違います。
京橋の業者と競り勝って喜んだのも束の間
「一二三さん、幾らで売るの?」と聞かれて
「う〜ん」でも、大好きなアイテムです。
3客完品。1客はニュウが2本。もう1客はホツに短いニュウが1本。
それと、手彫りの老松の一文字煎茶盆をお付けします。
(売約済)

今回は以上です。お問い合わせは
メール、お電話、ファックシミリでお願いいたします。
店主 拝

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2008年8月16日 (土)

うれしい釣魚

Kasagonabe S_morituke S_morihukan2
義弟が魚を釣って来た。
いつも釣果をもらい受けるがやっぱり釣魚は美味い。
今回は鯖とカサゴ。
しめ鯖は自分でをつくってみたけど
しめてから皮を剥くのを間違えて先に剥いてしまった。
すっきりしないが鮮度がいいのでよしとする。
カサゴは磯の底にいてメバルやアイナメなど
と同じように甘辛い煮付けが最高。
複雑な身を解し、チマチマと突つきながら酒がどんどん進む。

Sanage3 Sanage_ura3
器は店にあるもの。
カサゴはくらわんか手の皿。径17.5cm 
気楽に使えてよい。
鯖は珍品の赤上がりの猿投の台皿。径18cm 高さ5.5cm
ひしゃげて大キズだが充分使える。
蛸と胡瓜の酢の物には
江戸前期の伊万里白磁。径10cm 高さ6.2cm
にごし手の薄い面取りが涼しい。
冷酒には米国20c初期のシルバーオーバーレイ。
径4.5cm 高さ5.4cm
銀の唐草が厚く、たがね彫りがある古いタイプ。
酒盃に好適だ。
撮影のため外を開けたがこの日は気温34℃。
クーラーはほんとうにありがたい。
(器ご売約ありがとうございました)

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2008年8月 6日 (水)

備前の陶板

Shoumen04_3 Side006_2 Hako0026_2
じつは備前があまり詳しくない。
分らないままはいやなので
岡山出身の詳しい仲間に教えられながら買ってみた。
以下は業者市での会話。
「ヒフミさん丸いのは買っちゃだめっスよ。」
「なんで?」
「あれはシビトガメの蓋なんで気持ち悪いっス。」
「マジ?」
「四角いのは?」
「隅切りの四角はいいっス。」
(会場に出品してあったものを見て。)
「あれは?シンプルでいいと思うんだけど。」
「江戸です。重いからわりと古いと思いますが。」
「安けりゃいいけどな〜」
「共同窯なんでカドが立たないように角切ってるんスよ。」
「ほんとに〜?」
「◯◯円〜!」「あ〜!落ちた。」
「良かったっスね。」
というわけで話は信じなくていいけど品は気に入りました。
景色が地味。重いが薄い。ガタガタしない。あんまり骨董くさくない。
(32.5cm×33.5cm)

Ram14
子供のころ北海道に住んでいたせいで
ラムは馴染み深い。
正確にはマトンだったけど。
やはり良質な鮪や獣肉は赤身がいい。
ハーブと塩で焼いただけのラムは家族も好物。
この陶板、次は鰹の土佐造りをしてみたい。
(ご売約ありがとうございました)

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