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2008年10月26日 (日)

10月のWEB骨董市

街路樹も色づき秋晴れの心地よい日がつづいております。
お待たせしました。10月のWEB骨董市です。
気になるものがございましたらメール、電話、ファクシミリで
お問い合わせください。


Akas1

1.赤線文筒盃 江戸 径5.2cm 高さ4.7cm
赤の線のバランスがよい洒落た盃です。
素地は濁し手のように白く
伊万里のような気がしますが他窯かもしれません。
縁に小さな窯キズと赤絵のかすれ(始めからのもの)
高台に薄いアタリがありますが無瑕に近いでしょう。
(売約済)


Kiyu1
2.黄釉凸線盃 仏か蘭? 径7cm 高さ3.5cm
おそらくフランスかオランダではないでしょうか。
やわらかい釉調で味があります。
なにより側面の凸の筋がかっこいいのです。
高台は無釉。ご覧のとおりのキズを銀の直し。
(売約済)


Shoki_3
3.初期伊万里徳利 江戸初 胴径7cm 口径3.2cm 高さ11.5cm
首の残ったかわいい徳利です。
胴の壁をぞんざいに削って歪です。
降りものもありますが絵はいいです。
渋い銀の直し。底割れがありますが漏れません。
この手にしては量が入ります。175ml (売約済)


Nyu1_2
4.吹きガラス盃 明治  径5.8cm 高さ3.8cm
乳白のガラス盃です。ほんのり透けてぬる燗も良さそう。
無キズはなかなかありません。
(売約済)

Shin1
5.清朝ガラス盃 清朝 18〜19c 径5.2cm 高さ4cm
乾隆ガラスと言われたのですが清朝には違いないようです。
鋳造でけっこう厚く縁は研磨仕上げです。
翡翠など玉盃を模したものです。
(売約済)


Katacha0
6.李朝堅手茶碗 李朝後期 口径10cm 高さ7.7cm 胴径11cm
塩笥型というか半筒のような形で見込みは広いです。
茶で使われていて滲みて少し味になっています。
高台は胎土目で付着した砂もきれいに取り去っています。
高台脇に銀の直しがありますが他は無瑕。
(売約済)


Neji
7.伊万里ねじ文筒盃 江戸 径6.3cm 高さ5.1cm
古染め付けにある柄ですがこちらは姿の良い伊万里。
口当りも滑らか。小ホツとあたりを
本金(丸粉)で直してあります。(売約済)


Kara1
8.唐津小皿 江戸初 径12.4cm 高さ4~4.8cm
見込みの深い兜鉢型の皿です。
よく焼き締まった胎土に白濁した長石釉が掛かっています。
4つの砂目跡。キズが小さくてうれしいです。(売約済)


Kata0 
9.李朝堅手盃1 李朝中〜後期 径7.8cm 高さ4.3cm
高台脇をぐるっと削り出した形のきれいな盃です。
見込みは厚め。降り物がありますが無瑕です。
堅手盃3点の中で一番薄めの色です。
(売約済)

Kata1 
10.李朝堅手盃2 李朝初期 径8.5cm 高さ4.6cm
初期官窯に近い薄型端反、削り出しの高台です。
形も良く見込みが深いのでたっぷり入ります。
縁の黒は鉄が浮いたものです。無瑕
(売約済)

Kata30
11.李朝堅手盃3 李朝初期 
これも端反りのきれいな器形です。
初期でこのサイズは少ないですね。
降り物がパラパラ、薄いにゅうがあります。
堅手盃3点の中で一番濃い色です。
径7.9cm 高さ3.8cm (売約済)


Ruri0
12.瑠璃釉ころ茶碗 江戸後期 径6.6cm 高さ5.2cm
落ち着いた薄い瑠璃釉が素敵です。
砥部でしょうか畳付きを見ると
伊万里ではないような気がします。
内側に少し甘い部分があります。(売約済)

Yamacha0

13.山茶碗 鎌倉時代 径11.5~15cm 高さ4~5.5cm
瀬戸系の山茶碗です。緑の自然釉が美しい数の少ない天場です。
にゅうが2本、金の直し。 (売約済)

Holimisi0
14.李朝彫三島塩笥壷 李朝初期 口径8.8cm 高さ10cm 胴径13.2cm
珍しい彫三島です。薄い器形に初期らしい口作り。
上下の線の間に草の文様が彫られ薄く化粧土が掛けてあります。
口縁に銀直しとにゅうが下まで延びていますが鳴りはいいです。
器表に目立ったカセはないのですが
時代の染みと釉下に風化による曇りがあります。(売約済)

Isi0
15.溜り石 安倍川石 8.2~9.2cm 高さ4.5cm
安倍川産と聞いたのですが間違っていたらすみません。
貴重な溜り石です。緻密で重みがあり川擦れのままで
手は加えてません。このような形の産出は稀でしょう。
ひっくり返しても鑑賞できます。
(売約済)


今回は以上です。いつも他愛ないものばかりですみません。
ご連絡お待ちしております。

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2008年10月 8日 (水)

十三仏

Jusantoko_2  Jusanup500

仏画を好きなお客はほとんどいないが
時おり気に入っている十三仏を掛ける。
南北朝から室町にかけての初期のタイプだ。
まず、掛ける時はガラクタや
山積みの本をかたずけ掃除をする。
信仰心も法要の気持ちもないが
自供養というのだろうか
意を正して向き合いたいと思っている。
やがてカビ臭い部屋も空気清浄機が
効いたかのように澄みきり気持ちが落ち着く。
絵だけだと重いので花を手向ける。
顔を近づけたり離れたり寝っ転がったりと自由に観る。
だんだん気分も良くなってお気楽ムード。
飲んじゃおうかなとやっぱり普段の品行が出てしまう。

Photo_2

仏画はその制作過程を鑑みても安いと思う。
先頃の業者の交換会で大津絵が100万で落とされた。
興味がなかったが金額に驚き「なんで?」と聞くと
初期大津絵とのこと。仏の図だ。
初期といっても江戸。しかも土産物。
芭蕉の句に「大津絵の筆のはじめは何仏」とあるが
「十三仏」のことではないかとされる。
当時はこのような合羽刷りの仏の絵が流行っていたらしいが
崇高な造詣とは別の価値観に絵仏師はどう思うだろうか。
恐るべし民藝力!
(大津絵十三仏は参考資料)

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