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2008年12月28日 (日)

web骨董市  12月

早いもので今年もいよいよ残りわずかになりました。
web骨董市ご覧の皆様にはたいへんお世話になりました。
来年も面白いものをお手頃価格でご案内させていただきます。
よろしくお願いいたします。
お問い合わせはメール、ファックシミリ、
お電話でお願いいたします。
(夜間のお電話はご遠慮ください)

Aka 
1.くらわんか赤絵皿 江戸 径16.8cm 高さ2.1cm 
長崎県波佐見系。斬新な赤絵です。
このタイプはたまに見つかるのですがデザインからすると
輸出向けだったのではないかと思います。
南方の川から上がったものを見た事があります。
(売約済)

Al
2.アルミニウムトレー アメリカ 径27.6cm 高さ1.5cm
これは珍品です。ピュ-ターではありません。
リムに叩いたような凹凸があり味わいがあります。
(売約済)

Bon5
3.李朝十二角膳 径36.8cm 高さ2.5cm
袴状の脚がとれて盆の代用になったもの。
時間を経て塗りが剥がれ楕円に変形したものです。
ナチュラルで重い堅木。欠けを他の木で埋めてあります。
ヒビも埋めてあります。
水拭きも大丈夫。ガンガン使ってください。
(売約済)


Bu1
4.ブリキトレイ 25cm×25cm 高さ5cm
パン屋か菓子屋の型容器。
正方形で開いた形がイカしてます。
なにかと重宝しそう。
ちょっと高かったな~。原価でどうぞ。(売約済)


Cul_noir
5.キュノワール大鉢 Cul Noir フランス 径30.5cm 高さ5.2cm
わが家からの持ち出し。巷でブームのノルマンディーの器。
10年前購入。今は高くなりました。
よく見るものよりシャープでドロッとした感じはないです。
でも貫入はバシバシです。高台に欠けありますが他は良好。
そういえば日本のキュノワールといえば秋田の白岩焼。
ドロドロ好きは是非ご覧あれ。
このドロドロ、海鼠(なまこ)釉っていうのだけれど
他の表現はないのかな〜。
(売約済)


Del4 
6.デルフトアルバレロ オランダ17〜18c 径6.2cm 高さ4.6cm
釉抜けはあるものの奇跡に近い無瑕品です。
釉調もなめらか。
飲み口のツルツル感はほんとうにうれしいです。
(売約済)

R0010201
7.デルフトアルバレロ オランダ18c 径6.7cm 高さ3.8cm
素人時代は白デルフトも蒐集していました。
そこで分かったのは釉調の白さと艶。
デルフトは吸水するので汚れもタップリ入ります。
味っぽいネズミ色やマット肌はいけません。
これは白くて薄いところがピンク。好感が持てます。
本金(丸分)で直しました。。
(売約済)

Do 
8.純銅筒盃 昭和初期 径6cm 高5.7cm
めずらしい銅の小さなコップです。
ずっしり重く内側は錫がひいてあります。
銅も使い込むといい味になります。
(売約済)


Gl 
9.グラス フランス18c 径4.6cm 高さ6.6cm
グラスといっても薬を入れてパラフィン紙で蓋をした容器。
吹きガラスでムラムラの筋と気泡がたっぷり。
見立て筒盃で吟醸酒はどうでしょう。
(売約済)

Hai001 
10.灰志野徳利 桃山~江戸初  
口径5.7cm 胴径10cm 高さ19.6cm
昔、三鷹のSさんで見たことがある。
その後は青山古民芸Mさん。美濃は徳利になるものが少なく、
しかも鉄釉より白いタイプがないので
呼び継ぎでも欲しいと思ったけどその時は買えませんでした。
今頃、縁あって手に入ったけどずいぶんと安い。
胴に入があり、首は呼びだけどピッタリ馴染んでいる。
高台は幅広の古いスタイル。2合半(盆は付きません。)
(売約済)

Hana
11.伊万里花唐草文小碗 江戸 径11.2cm 高さ6cm 
催事で通り過ぎようとしたが「ヤヤっ」と、2度見。
中期くらいの軟らかく上がった薄手のもの。
両面花唐草は上品で見応えがあります。
1カ所黄ばんだ染みと高台にほんの小さなあたりが
見えますが無瑕といっていいでしょう。
洋物にかぶれていると無性に恋しくなる和アイテムです。
(売約済)

Hira_2 
12.平清水片口 明治~昭和初期 径14cm 高8.5cm
日本のデルフト、山形の平清水焼です。
これは特に良く似ていて薄いところがピンクぽくて
いい雰囲気です。
ニュウだらけですが使い勝手のよい大きさです。
(売約済)

Ho
13.ホーロー水筒 
イギリス 胴幅13.5cm×6.5cm 高さ20.5cm
この色は素敵です。紫と茶を混ぜたような渋い色。
肩に錆はありますが状態は良い方です。
国産ホーローにはないムード。栓は木製。(売約済)

Ima 
14.伊万里鳩図なます皿 江戸 径15.8cm 高さ4.5cm
つがいの鳩の図の中期のなます皿。
絵が抜群に上手。裏面の唐草は線描きにダミ塗り。
輪花の内側に金直しがありますがなかなかの佳品です。
鳩じゃなくカササギかも。
(売約済)


Kara2 
15.無地唐津馬盥皿1桃山~江戸初 口径12.4cm 高さ4cm
すでに使われていてこなれた肌です。
大きいので盃にはなりませんが立ち上がりの縁が
なんともうれしいです。(売約済)

Kahi 
16.無地唐津馬盥皿2 桃山~江戸初口径11.6cm 高さ3.5cm
15より少し小さめで真ん中の瑕は絵漆のままです。
有料ですが直しも承ります。
(売約済)


Kos 
17.古染付花文中皿 明末 径21cm 高さ3.8cm
中に白スペースをとったモダンな皿です。
ゆったりした形。虫食いがバリバリあります。
中央に窯キズがあり金で直してあります。
ヤフオクに出てくるあやしい古染は
縁に石粉を盛り上げて窯出し後に削り取るもので
画面ではプロでも難しいです。
「虫食いあります」そりゃあるよな~。
(売約済)

Kura 
18.前期伊万里盃 口径6.6cm 高さ3.5cm
くらわんか盃 口径7.6cm 高さ3cm
前期伊万里は少しグレーっぽい色。かわいいサイズ。
くらわんかは紅皿でしょう。玉川屋の注文品?。
薄くて短い入があります。
(売約済)

Kurobin1 
19.面取りボトル フランス20c初 胴幅6.9cm 9cm 高さ25cm
黒にちかい暗緑色の面取りの瓶。
型吹きで気泡たっぷり。縦に筋が細かく入り、
底に向ってテーパーがついているので素敵です。
カカオ豆を入れたと聞きました。
口に欠けがあるのですが透漆で抑えてあります。
(売約済)

Men 
20.白磁面取ボウル フランス 径16.8cm 高さ7.8cm
面取りが素敵な軟らかい磁器です。
象牙とか角のような感じ。
ニュウや降りものも味です。
フランスものはまだまだ安いと思います。
(売約済)


Mi 
21.美濃染付け盃口径7.3cm 高さ5.4cm
李朝堅手盃 李朝初期 径8.5cm 高さ4.6cm 
美濃盃は染付け磁器全盛の時節に
発色の悪い土に染付けという作り。
イジマしいのです。しかしながら笹文は志野織部の描き方。
ロクロさばきも見事です。
貫入がビッシリなのでもっと味がつきます。
堅手盃は官窯手の薄い作り。以前出したものです。
どちらも無瑕。(売約済)


Momi
22.伊万里紅葉文猪口 江戸 口径8.7cm 高さ6.2cm
地肌は濁って瑕も大きいのですが
珍しい高台付き。肴でも入れてください。
直しの金は本金です。(売約済)

Nanfu
23.黄釉大鉢 フランス19c 径31.5cm 高さ6.8cm
5年前麻布十番から購入。南仏系でしょうか。暖かい黄色。
軟陶でほつれて角がボロボロですが赤や緑のものが映えます。
(売約済)


Pit 
24.黄釉ハンドル付ピッチャー フランス19c 径7.5cm 高さ10cm
珍しいハンドル付きです。形や色もかわいいです。
ストーブの上に乗せたのか底に焦げがあります。
(売約済)


Rhaku4

25.李朝白磁小壷 口径2.3cm 胴径7.5cm 高さ8cm
初期の整った形。
縞黒檀のかわいい蓋がついて茶入れに見立ててあります。
口に小さなこぼれとヒッツキあとを削って滑らかにしています。
高台内は土錆がついています。
(売約済)


Seto1
26.古瀬戸広口壷 室町 口径.14.2cm 高さ16.4cm
文献に出てきますが経筒外容器とか、花器だったり地元では
塩壷と聞きましたが分かりません。
胴紐(2本線)が宗教性を感じます。
呼継ぎだらけですが何だかカッコイイのです。
(売約済)


Shoki1 
27.初期伊万里筒茶碗 江戸初 径8.5cm×9.5cm 高さ7.4cm
小さな呼継ぎのみ。割れや入もありますが止まっています。
呉蘇の発色も良く、発掘にしてはコンディションは
いい方です。見込みに窯キズ。
(売約済)

St
28.ストーンウエア盃 
ドイツ18c 口径4cm 高さ6cm
これも薬の容器ですが小さいタイプは稀少です。
塩釉で焼き色が白ビゼン風。
何でもかんでも酒盃にしなくてもいいんだけど。
(売約済)

Tai
29.デルフトタイル 
オランダ18c 13cm×13cm 高さ5mm
ブルーと白のコンビが素敵なタイルです。
店の壁に掛けてますがモダンな空気になります。
テーブルに使っても面白いかも。
(売約済)


Uru1 
30.漆師用こね鉢  
昭和初期 口径24.5cm 高さ13.8cm
漆師が使ったこね鉢で漆でコテコテです。
割れもかすがいで止まって更に漆で埋まっています。
底が厚く重いです。何かに使えないかと。。。
サラダは無謀ですよね。(売約済)


Yakan1 
31.アルミ鋳込薬缶 昭和初期
口径11cm 胴径16cm 高さ17cm(つまみまで)
「ゼッタイ無いです。ゼッタイ無いです。」と若い業者の
熱い思いが伝わり購入しました。
珍しいアルミの鋳物で理想的な形。
そうです。無いです。若者くん。(売約済)


Yu
32.輸出用白ガラス盃2個 昭和初期 口径5.4cm 高さ6.2cm
乳白ではなく真っ白です。杏仁豆腐みたい。
底が分厚くボディが薄い上品なものです。
ショットグラスでしょうか。
注がれた盃を2本指で引き寄せる。
そんな光景が見えます。
(売約済)

以上32点です。お問い合わせは
メール、お電話、ファックシミリでお願いいたします。
(夜間のお電話はご遠慮ください)
web骨董市は年明け1月からアップしてまいります。
なお当店は30日まで営業しております。

店主 拝

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2008年12月20日 (土)

ワインボトル

Syria1 
Syria2_3 Syria3_2 Syria4_2
小/高さ18cm 胴径11.8cm  大/高さ24cm 胴径17cm 
シリア 18~19世紀
昔のSFものに出て来そうな不思議な姿。
吹きガラスでずっしりと重く形は扁壷のよう。
コルク栓を紐で止めるためか
首にくるくると螺旋状にガラスを巻き付けてある。
古くから民藝の文献に出ているもので
濱田庄司のコレクションにもある。
達人たちの民藝セレクトはあらゆるものを網羅している。
新世代の手に追えない。
右の色が濃い色の方は数年前にオランダからの入手で
小さい方は国内で見つけた。
ペルシャ産と言われたこともある。
あまり詳しいことは分からない。
識者のどなたか補足していただくと助かります。
(大は売約済)

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2008年12月14日 (日)

瀬戸の皿

Tetuyu_3 Tetuyu2_5
Tetuyu3_2
瀬戸鉄釉菖蒲文皿  径21.8cm 高さ4.5cm
鉄釉の地肌を掻き落としたアイリスと
リムの文様が洒落ている。
イギリスの窯ですか?と聞かれるが江戸後期の瀬戸焼だ。
しかし、なぜか昭和の匂いもする。
「民藝」的な作。
取り上げた時代の親しみ感が伝わってくる。
そういえば伊万里を集めた書籍も今開くと懐かしい。
食卓がすべて伊万里だったりする。
器の趣向にも変化があるので面白い。
少し前は白磁。神仏事用も食卓に映えた。
最近はコジャレ系欧州陶器だろうか。
多様化の時代ではあるが流行りはある。
民藝も新鮮に見えてきた。


Eseto1 Eseto2
Eseto3
瀬戸山水文行灯皿   径18.5cm 高さ2cm
風景と分かるが何処かで見た画風。
フォービズムの画家にいたような、不勉強で思い出せない。
苛立っていたのか、力があり余っていたのか
とにかくパワフルなタッチ。
描き慣れるとたいていは筆数が少なくなり
簡素になるがこれはイケイケだ。
さらに真っ二つ。
八丈島から出た。(売約済)

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2008年12月 2日 (火)

湯呑み

Daikiti4
20年近く使っている湯呑みがある。
京都の骨董店で茶をいただき
気に入って譲ってもらったもの。
唐津風で白いざんぐりした土に
鉄絵で千鳥が3羽描かれている。
ゆったりしたろくろ目が手にしっくりくる。
「泥」の印があり素人が作ったということだが
作者が分からなかった。
最近になって京都の「大吉」の杉本さん(息子さん)と
知り合い良くしていただいているが
後にこの湯呑みがお父さんが作ったものと知って驚いた。
当時は古いものから知を得ない作家ばかりで
これを見て感動したことを覚えている。


Daikiti Daikiti2 Daikiti3
子供が茶を飲むようになり湯呑みが欲しいという。
いつものマグはいやだというので
スタイリッシュな作家ものを薦めたが
お茶らしくないし、熱いという。
というわけで大吉作はわが家も代を替わろうとしている。


Stoneyuno1 Stoneyuno2 
代わりに使っているのがドイツのストーンウエアだ。
16世紀ぐらいのものでカップは稀だ。
ブリューゲルの絵にもある。
なぜかこの時代のものはボディはろくろ挽きだが
ステムはひねってヒダにしている。
この手法は現代作家も知らないと思う。
物臭なためビール、茶、コーヒー、酒すべてに常用している。
ビールは泡が細かく、茶も渋が滲みない。冷酒も冷たい。
径8cm 高さ8.5cm

Stone1a_2 Sibukawa_2
菓子はわが家特製栗の渋皮煮。
(盆は売約済 11/3)

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