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2009年2月28日 (土)

2月web骨董市

やっと梅も咲き始めました。
昨年の夏、駐車場で見つけたオオクワガタが
まだ元気です。
お待たせいたしております。
2月最後になりましたがweb骨董市です。
気になるものがございましたら
メール、電話、ファクシミリでお問い合わせください。
(なお、ご購入後も画像は消せません。ご了承ください。)


Biku80
1.魚籠 15cm22cm 厚み9cm
ナントカ斎が花生けに作ったものでなく
実際に使われたものです。
薄い竹で丁寧に編まれています。
虫食いはありますが大きなほつれはないようです。
これからの季節に相応しい花器ですね。
(売約済)

Bliju
2. ブリキ段重 大正
7.5cm×10.3cm 高さ16.5cm
縁を真鍮で巻いた精作。
下段に平紐を通す穴があり
こんなところも真鍮巻きです。
錆や剥がれがありとても行楽のお供にはなりませんが
小物入れで便利そうです。
(売約済)


Blik

3.ブリキ繭皿 昭和 径27.3cm 高さ1.7cm
以前、錆たものをHPに載せましたがこれも美しいです。
ゆったりとしたカーブと低い立ち上がり。縁は丁寧に折返してあります。
(売約済)

Chee
4.チーズ用キッチンボード オランダ20c初 
12.5cm×28.5cm 厚み8mm
卓上で使う白磁のきれいなまな板です。
掛けても素敵です。(売約済)


Cloud9
5.雲形定規12枚入り 桜材? 昭和初期 
約4cm×11.5cm 高さ8cm
箱5.8cm×12.8cm 高さ2.5cm
懐かしい文房具ですね。
これってプリンスが使ってたギターに
似てない?と、思ってたら。
あれってクラウドギターって言うらしい。
クラウドの意味は雲。納得。
因みにプリンスと同い年。(売約済)


Eset2
6.絵瀬戸更紗文蓋物(向付け)その1江戸後期 
蓋11cm×11cm 身9.5cm×9.5cm 全体高さ6cm
更紗文様の洒落た蓋物です。
ヨーロッパ風な唐草が軽妙に描かれています。
大事に使われた感じがします。
箱から更紗の包みで出て来たらさらにグッときますね。
箱ないですが。。。(売約済)


Eset1
7.絵瀬戸更紗文蓋物(向付け)その2
上に同じ。ちょっとタッチが違います。(売約済)


Jiza42 
8.自在ランプ吊り 昭和初期 棒径6mm 最短96cm
これくらい細く鉤が一体のものは
湯釜じゃないそうです。
ごつくないので花器を吊るにはもってこいです。
鉄味も最高。なかなか見つからないものです。
(売約済)

France7
9.白釉輪線染付中皿 フランス 18〜19c
径21.1cm 高さ2.9cm
洒脱です。
古染付だったら高価でしょうが
これも分厚くぽってりとしてなかなかの逸品。
デルフトのように3カ所目跡があります。
縁に釉の剥がれはありますが無瑕。
あえて和で合わせて使ってみたい。
(売約済)


Kettle1 
10.銅薬缶 昭和 径11.5cm 高さ(つまみまで)9cm
かわいいサイズです。
銅の色もいい感じです。
胴に回った凸線もかわいいです。
こういうのを娘らは「よくなくなくな〜い」
といいます。(どっちなんだよ!)
(売約済)


Kobok 
11.古材2枚 江戸 15cm100cm 厚み3.5cm
舟板か建造物か分かりませんが
表面がかなり風化してます。
小品を並べても、二枚合わせても。
初(うぶ)いのでボロボロが気になる様でしたらタワシで
洗ってからお使いください。
(売約済)


Koseto_2 

12.古瀬戸合子2個 鎌倉時代14C 
小/胴径5cm高さ2.6cm  大/胴径5.5cm高さ3.3cm
バフンウニのような扁平でかわいい小壷です。
合子とか薬壷といわれてますが
用途は分かってないらしい。
小は無瑕ですが降りものだらけ、
大は底抜けをパテでふさいでいます。
(売約済)

Ofuke 
13.御深井輪花皿 美濃 江戸前期 径21cm 高さ5cm
初期の御深井釉(灰釉)です。
織部もパワーダウンした頃、
腐心しながらも再度ヒットを狙っていたのでしょうか。
発掘で呼継ぎがありますが薄い黄色がきれいです。
型作りも見事。
(売約済)


Saras 
14.薔薇文古更紗額 インド19世紀?
額36.2cm×44cm 布24cm ×30cm
申し訳ありません。詳細忘れました。
たしか根津美術館編「茶道具の裂 」に
載っていたと思います。
せっかくもりたさんに教えてもらったのに。
約10年前に額装しました。
(売約済)


Sirotutu 
15.白釉筒型容器 フランス 18〜19c 
口径6.3cm 胴径5.5 高さ6.2cm
長くデルフトを見てますが
こうなると分かりません。
形のみでの判断です。
胎土に至っては唐津の窯当てクイズ
のようで、どっちでもいいじゃんって感じです。
少し大きめでほつれもありますが
ぐい呑みにどうかな、と。
(売約済)


Sue6 

16.須恵丸壷 古墳時代 胴径16cm 高さ16cm
ねっとりした土で焼き締められています。
景色が素晴らしく自然釉と黒い地のコントラストが
グッドです。春の野花が待ち遠しいです。
水は滲みません。(売約済)

Suzu5 
17.阿古陀形錫茶入れ 清 
6.5cm×口径3.2cm 高さ8cm
発掘らしく重厚な色に変色してます。
麻布十番の某店で分けてもらいました。
「酔っぱらってるから幾らでもいいぞ!」
そんなわけにはいきません。
木蓋があったので合わせたらピッタリ。
(少し土臭がするので茶葉を入れて消して下さい。)
(売約済)


Choko1
18.紅葉文猪口 江戸中期
口径8.1cm 高さ5.5cm
地肌が白く呉須の色も冴えています。
どろんとしたくらわんかタイプより
上手の部類ではないでしょうか。
3カ所金直し。少し写真映りがいいようです。
ご了承ください。
(売約済)

以上です。
メール、電話、ファクシミリでお問い合わせください。
店主 拝

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2009年2月21日 (土)

hollow seat chair ホローシートチェア

Hollow30
hollow seat chair 英18~19世紀初
イギリスの古い民藝家具。
ノーフォーク州で18世紀末から19世紀の初めまでしか
作られなかった稀少もの。hollow の意は窪み。
200年の時を経ても古めかしさはない。
往時の姿のまま歴史の移り変わりを静かに見届けてきた。
此処に来てくれたことに感謝したい。
ミッドセンチュリー、北欧、工業系、
家具の流行りも目まぐるしいが
これはこのままでいい。

Hollow34_3 Hollow392_2 Hollow393_2

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2009年2月17日 (火)

丸文のボロ

Maruboro
藍のものはあまり扱わないがこれには喜んだ。
藍というと10代の終わり頃
古いジーンズに凝っていたことがあり
渋谷に出来たばかりのバックドロップに足繁く通い
店長に教えを被った。
熱心なヤツと思ったか、年代ものを安く分けてもらった。
しばらく履いていたが少々窮屈だったので妹にあげてしまった。
(貸してあげた)
その後アレどうしたと聞いたら破れたので捨てちゃった、と。
エ〜ッ!!!
今ではダメージジーンズといって
始めからボロボロにしたものがウケている。
でも使い古しの質感は違う。

R0010474_3 Maruboro63 Rmaruboro1 

写真は珍しい筒描きの丸文のボロ。
簡素で素敵だ。
水玉や丸文にすぐ反応する。
モダンと言ってしまうがなぜモダンなのか、
けっこう昔からある意匠。
往時の人たちもかわいいと思ったに違いない。
出処は山陰か四国か分からないが
繕いも丁寧で大事にされている。
捨てられずに遺ってよかった。
93cm×121cm(売約済)

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2009年2月13日 (金)

紺紙銀字華厳経(二月堂焼経)

Kegonjiku
奈良時代 八世紀

たった三行。
五行を所望したが店主に無理するな、
と言われ目の前でサーッとカッターナイフで切って
渡してくれた。その様には身が縮んだ。
残りは大店のところに行ったらしい。
有り難い文字でいっぱいだ。
じつは五行目に「地獄」という字があってためらっていた。
その後、裂を探して立派に表装してもらったが
鎮座する壷とのつり合いがとれて
拙宅の床の間には丁度いい。
骨董屋になる前のこと。

Kegon01 Kegonup_2 Kegonkire
寛文七年(1667)二月十四日修二会の失火で焼失した
東大寺二月堂に焼け残った華厳経。
謹厳に書写され一千年を経てもなおも美しい。
興味がある方はどうぞ検索してみて下さい。
例えばこちら。
http://www.narahaku.go.jp/gallery/shoseki/072.html
なるほど〜でしょ。
もうすぐお水取りだが
この時季になるとお客や同業者がこの法会を
参拝し感動したことを聞かされる。
ぜひ行ってみたい。 
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/topics/syunie/

Kegonmono_2

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2009年2月10日 (火)

フキノトウと発掘の木鉢

Fukinotou
春ですぞ~。
椿の木の下にあって見過ごしていた。
石などの障害物の脇から出てくるので
あっちこち首が曲がって出る。
ひっそりというより陽気で楽しそうだ。

Fukiatumi Fukiatumi0_3
Fukikibati
花を賞でて食すれば言う事なし。
フキノトウは香りとエグ味がたまらない。
天ぷらもいいがフキ味噌もいい。
その前に生けてみようとしたが悪戦苦闘。
最初は渥美の山茶碗。てんこ盛りで気に入らない。
次に発掘の木鉢。
はじめ人間ゴンの食卓みたいだが、まぁイイか。
発掘の木鉢は民家を壊した時に出てきたらしい。
欅だろうか、わずかにノミ跡が見える。
原始人になりきった酒宴も楽しそうだ。
マンモスの肉とドブロクが必要だ。
Kibati01_2 Kibati_2

http://www.youtube.com/watch?v=DZDYUm70xj8
横道反れてスミマセン。
発掘の木鉢 径36cm(売約済)

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2009年2月 5日 (木)

吹雪文様のアルバレロ

Spain1_4 Spain2
Spain4 Spain8 Spain9 Spain5
アルバレロ スペイン 18世紀  径12cm 高さ23cm

このように色を吹きかける技法は
日本では吹き墨といって初期伊万里や瀬戸などに
みられるが粒が細かく部分的だったりと視覚的に乏しい。
その点、欧州陶器は全体にボタボタ降り掛かり
大らかで見応えがある。
ポロックのようなアクションペインティングを見る様だ。

この壷は蓋があり水指の仕立てになっており
根津美術館発行の「阿蘭陀」に似たものがあったが
デルフトと記載されている。
目白の巨匠に見てもらったが
箱書きのとおりスペインだそうで
濱田庄司も同じものを持っていたとのこと。
へ〜やっぱり、と思った。
たまに箱から出しては賑やかな花を生けている。
(売約済)

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