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2009年3月18日 (水)

カジュアルな酒器と枯盆の話

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黒釉徳利 李朝
民窯の下手。とはいえ薄く丸い作りはかなりの手練。
風船のような、南国フルーツのようなふくよかな形。
最近では李朝の黒いものは黒高麗と言ったりするが
黒高麗の数は少ない。これも黒釉または飴釉。

白鉛釉盃  フランス 18〜19世紀
勝見氏の出版記念に購入したもの。
これは珍品。オランダのデルフトに極似。
かわいいが重い。(売約済)

小皿 19世紀 イギリス
ほんとうは菓子の型。肴をひと盛り、ぴったり。
銀のピックはUNTIDYオリジナル。(売約済)

*肴/ブルーチーズ、ピクルス
日本酒にもブルーチーズが欠かせない。
今回は奮発してロックフォールにした。
これはピリピリ来るがメッチャ濃い。
蜂蜜やレーズンと合わせると丸くなる。
甘めの酒がいい。

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ボトル シリア 18~19世紀

以前にも掲載したもの。

吹きガラスでずっしりと重く形は平べったい。
首にくるくると螺旋状にガラスを巻き付けてある。

白釉筒型盃 フランス 18〜19世紀
酒徒は「筒、筒〜」とうるさいがこれはほんとうに筒だ。
この形はデルフトにはなく新鮮。(売約済)

ホーロー菓子型  フランス 20世紀初
小さなものはあまり見ない。
使ってみるとなかなかいい。(売約済)

ナイフ フランス 19世紀(売約済)

*肴/ドライソーセージ(フエ・カセーロ)
白カビびっしりのカタルーニャの歴史あるサラミ。
カマンベールの匂いがしてコクがある。
悪食は吟醸酒にも合わせる。


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白磁徳利 平佐 明治
これも過去に掲載して売れたものだが
また戻ってきた。グッドな形。
ただし引っ付き跡がある。

るつぼ盃
中にグリーンのガラスが固まった小さなるつぼ。
小さなわりに深く呑み口がいい。
つまらない現代作家よりずっとイカしている。

山茶碗(美濃系)
形が小さめで薄い。さらに小さい付け高台。
天場で自然釉が均一にかかり美しい。

志野小皿 江戸初期
ずいぶん安くなった。
面倒なのでちゃんと直していない。(売約済)

*肴/アサツキ(庄内産)
生でどうぞ、というがやっぱり辛い!
味噌にサワークリームを合わせた店主特製ディップ。
たくさんあるので残りはヌタにする。

皮鯨の酢みそ和え
唐津の盃がなくて残念。
ゴムみたいだがなにやら旨い。


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グラス フランス 19世紀(売約済)
教会で火を灯す道具。
猪口の形がありがたい。

練り込み小皿 明治
京焼か瀬戸と思うがなかなか洒落ている。

アルミ箸 昭和

木の葉の箸置 鉄 不明(売約済)

*肴/自家製ふき味噌
早春の香り。ご飯のおかずや酒の肴、やめられない。


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*枯盆 左から/十二角膳の天板ーブナ(李朝)、
継ぎ当て栗盆(江戸)(売約済)、欅盆(大正〜昭和)(売約済)、
キッチンボード(フランス)(売約済)

とろとろの木地盆は何十枚と扱った。
今はかさついた木味がいいと感じる。
イギリスにはsilvery weathered(シルバリーウェザード)
という言葉があるとお客から教えてもらった。
雨ざらしになって銀色になった木の肌のこと。
日本にはない表現。古いベンチがまさにそうだ。
以前、木地盆を屋上で雨ざらしにしてみたが
見事に割れてしまい、庭に置いたら虫の巣になった。
silvery weatheredな盆が欲しい。

最近また性懲りもせず
見事な杢の欅盆を雨にさらしたが
もう少しのところで反ってきたのでやめた。
一応これで満足している。(写真上)
こんなことで喜ぶ奇特な人間は何人もいないと思う。

じつはこれぞsilvery weatheredを持っている。
栗の蕎麦打ちの板だ。
料理の本の撮影にお貸ししているのでここにはない。
過去のWEB骨董市には敷板で出てくる。
(上記品物のお値段等お問い合わせください。)

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