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2009年9月27日 (日)

WEB骨董市 9月

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連休の信州は秋草が咲き乱れておりました。
爽やかに澄みきった青空が続いております。
お待たせしました。9月のWEB骨董市です。
気になるものがございましたらメール、ファクシミリで
お問い合わせください。

present今月はプレゼントクイズがあります。happy01
メールかファクシミリでお答えください。
いちばん早く正解された方にプレゼントいたします。

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1.赤上がりの山盃 鎌倉時代
径8.5cm 高さ3cm
他の焼物では、と見紛うような赤い肌。
高台まできれいに色着いています。
真っ赤な赤トンボを捕まえた時のような嬉しさ?
歪みがなく深さもあるので楽しめます。 
(売約済)


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2.汲み桶 江戸 横24.5cm 高さ29.5cm
珍しい形の桶で鉄のガードがついた面白い道具。
筋張った木味がgoodです。
水を汲み出すというより
穀物などをすくったのではないでしょうか。
花生けに好適です。(売約済)

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3.李朝石仏 李朝 横14.5cm 奥行き11cm 高さ14.5cm
プリミティブアート?現代彫刻?のような
日本にはない様相。耳が肉厚でかわいい。
花崗岩質のかなり重く堅い石。
旧いコレクターの所蔵品だったもの。入手不可能。
(売約済)

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4.猿投瓶子残欠 平安時代 胴径8cm 高さ10cm
残欠とはいえ官窯の品格ある作り。
捨てるには惜しい。野花の花生けにどうでしょう。
薬瓶もどうぞ。
(売約済)

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5.型吹き鎬コップ 明治〜大正 
口径7.6cm 底径5cm 高さ9.1cm
上げ底ではなく薄い作りの型吹きコップ。
ヌルッとした質感で気泡がいっぱい。
形も歪で縁も波うち、不出来なところがパーフェクト!?
握り心地も好いのです。
(売約済)

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6.折りたたみ椅子 大正 
座面横33.5cm 座面奥行31.5 高さ65.5cm 畳スリ長さ41.5
初めて見る椅子です。素朴でユニーク。
教会か学校でしょうか。畳むと本が入ります。
(売約済)


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7.李朝鋳鉄風鐸 李朝 下部15.4cm 高さ23.5cm
六面の素敵な形。
雑な作りですが鉄味のよい重厚な風鐸。
上の穴からライトを提げて間接照明にしてました。
以前、青山から購入。
(売約済)


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8.鉄瓶 戦前〜大正 径14.5cm 高さ10.5cm
ナントカ造、ではなくても好い鉄瓶はあるもの。
鉄の味も好く小振り、胴に巻かれた線も洒落ています。
中は湯垢が着いてますが、これが湯の味を良くするとのこと。
これからの季節がたのしみです。
(売約済)

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9.手作りの不思議な椅子  座面21cm 高さ47cm
角棒を斜めに釘で打ち付けて作ってあります。
構造的に面白く感心してしまいます。
八角の座面も中々洒落ています。(売約済)

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10.ストーンウエアのジャグ 
ドイツsiegburg(ジークブルグ) 14世紀
中世ムード漂う存在感。
この時代のものが完器で残ることは稀。
リップ(口まわり)と、
高台脇に指で押したヒダがあるものはかなり古い。
肌に変化もあり、ねっとりとした土が焼き締まっている。
ネックに小穴を埋めたような跡があります。
(売約済)

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11.赤漆盆 江戸 径35.5cm 高さ3.5cm
荒挽きに赤漆を塗った洒落た盆。
裏は透けの入った黒漆。
たぶん栃材。何と言っても古い直しが良い。
この直しが気に入り購入。普段使いに。
(売約済)

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12.アルミ手付き鍋 フランス 径23cm(手を入れず】 高さ4.2cm
サラダ、パエリヤ、モツ煮込みなどなど
使い勝手の良さそうな小鍋。
アルミの質感も好く食器として洒落ています。(売約済)


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13.木地盆 戦前〜大正 径28.4〜30.1cm 高さ3.4cm
ワイルドにザクザクと荒彫りした栗の盆。
表は糸目に削り洒落た仕上げになっています。
痩せて楕円形、木目も筋張って味の好い盆です。(売約済)

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14.古伊万里網手片口 江戸 径14cm 高さ6.4cm
長年、古伊万里の片口をさがしていますが
やっと好みのものに出会ったけれど、口折れ〜crying
でも、手描きの網は秀逸ですぞ。呉須の色も良い。
口と高台の瑕はきれいな銀直し。
冷酒に、お新香鉢に大活躍。

プレゼント商品です。
Q.焼物で片方に注ぎ口があるものを
片口と呼びますが、
漆器(特に東北地方)で注ぎ口があるものは何という?

ヒント:やっぱり酒で使うんですね〜。
正解者が出ましたので終了しました。
答え/酒上(ひあげ)
岡山のAさんおめでとうございました!

今回は以上です。

ご連絡お待ちしております。店主 拝

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2009年9月19日 (土)

くろやkuroya

少量ですが展示販売します。
鉄鉢(てっぱつ)、鉄盆、茶托、花生け、菓子皿、アルミ片口。

会期/10月3日(土)〜10日(土)
会場/穴窯陶廊 炎色野hiirono
東京都渋谷区渋谷2-7-14 中村ビル1F
電話03-5485-8922

ホームページhttp://www.hiirono.com/

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2009年9月16日 (水)

漆桶/芙蓉

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漆桶 江戸〜明治
径14.8cm 高さ14cm

漆の樹液を掻き採る桶。
漆工芸のすべてはこの桶から始まる。
艶も落ち着き錆びれた肌。
漆が滲みてカンカンに堅い。
トロトロというよりクールな印象。
掻き篦で縁を叩いてボロくなったか
胴紐まで削って低い。
胴は面を取ったようなサクサクと
鉈の痕が残り、眺めて快い。
病膏肓に入る、とはよく言ったもので
瀬戸黒の「小原女」や「武悪」が過った。
(売約済)

フヨウ(芙蓉)
荒れた空地から失敬。
だれが植えたか、遠くから白が眩しい。
9月いっぱいは咲いていそう。
夏の名残花。

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2009年9月 5日 (土)

秋の酒器

朝夕が涼しくなりました。
ここ深川森下も虫の声が聞こえてきます。
お酒もおいしい今日この頃、
ささやかですが秋の酒器を集めてみました。
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市ノ瀬高麗神の片口 桃山~江戸初 径12.5cm 高さ7cm
ふっくらした半円の端整な形。
入はあれど無瑕に近い佳器。
堅い長石が溶けきれず縮れて梅花皮をつくり
野趣な味わいがある。

市ノ瀬高麗神といえば奥高麗のほとんどはこの窯だという。
釉にたいして土見せは黒く見受けるが
これは茶渋で本来は胎土も白っぽい。
田中丸コレクションの奥高麗片口茶碗「離駒」も
所載の本の説明では「鉄分のない白土」とあるが
写真の胎土は黒っぽい。
「離駒」も長石が溶けきれず生焼けだが風格と雅味がある。

この片口も日毎茶を飲めば少しは奥高麗風に
なるのではと思うがどうしても酒が先行してしまう。
(売約済)

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李朝堅手盃 李朝前期  径8.6cm高さ4.2cm
10年ぶりに戻ってきた。
遠方のコレクターのところにあった。
こんな奇縁もたまにある。
口は端反り、胴に強いろくろ目があり見込みは広い。
高台は小さく垂直に立ち上がり全体を引き締めている。
堅手にしては青みがなく軟らかい灰褐色。
某骨董誌所載のもの。(売約済)


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無地唐津筒盃 (道納屋窯か飯胴甕窯) 桃山時代  
径7cm高さ5.7cm
以前にも当ホームページで載せたことのある古参の盃。
無地唐津の筒ではいちばん古いタイプだ。
岸岳の荒い土で飯胴甕という人もいるが
道納屋かなと思う。
当時、かなり高い買い物だった。
呼継も年月が経つと同化して手にも良く馴染む。
形が好きでなかなか手放せない。


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李朝刷毛目徳利 李朝前期
高さ13.6cm 胴径11cm 二合半
これも以前ホームページに載せたもの。
ボリュームがあって刷毛目も力強く
高台脇の削りっぷりも気持ち好い。
高台は小さく薄く品がある。
辛うじて残った口には白泥がべとっと付いて面白い。
その周りはきれいに銀で直されている。
はじめは油の匂いがしたが
焼酎を入れておいたらアルコール臭が勝ってきた。


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唐津と伊万里のハーフ(磁器質唐津)江戸初期
径7.4cm 高さ4.6cm
稀有なものと思う。
半陶半磁の器胎に長石釉。
密教法具の六器のような端反りの形。見込みは平ら。
高台周りは井戸のような梅花皮(かいらぎ)があり、
よく見ると左回りのちりめん皺が透けて見える。

以前、秦秀雄旧蔵の天神森から出た初源伊万里の盃で
一献戴いたことがあるがやはり伊万里に近いものと思った。
こちらは唐津寄り。
前所有者は白ハンドーと聞かされたらしいが
飯胴甕に白い長石釉のものはあっても
こんな瀟酒な作りのものは見たことがない。
やはり平戸辺りもしくは武雄で
磁器を意識して作ったものと思う。
堅そうな割に味が付きやすいのでこの先が楽しみだ。
(売約済)

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常滑山盃 平安時代 
9.3~10.3cm 高さ3.5cm
数少ない天場はありがたい。
自然釉がキラキラ美しく、自然な歪みも好ましい。
平安期らしいキリッとした付け高台。
深さ、大きさもあり酒盃に申し分ない。
古窯の盃はいつも備えておきたい。
(売約済)

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美濃かけ分け徳利 江戸後期 
高さ16cm 胴径8cm 二合強
滝呂あたりの美濃産ではないだろうか。
御深井のような灰釉をベースに
首にベタッと塗った鉄釉がアクセントになっている。
さらに高台内も鉄釉を塗っている。
五合くらい入る通い徳利が多い中
これは形も小さく、直線的で洒落ている。
洋物の盃に似合う。
(売約済)

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ドイツ炻器手付き徳利 18世紀
高さ12.5cm 胴径7.5cm 一合弱
ライン川ケルン周辺で作られた塩釉陶器(ストーンウェア)。
日本でお馴染みのひげ徳利の顔なしタイプ。
洋物で酒徳利になるようなものはほとんどない。
古陶にありがちな水が滲みるということはない。(売約済)


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白デルフト螺子盃 18世紀 オランダ
径7.6cm 高さ3.8cm
酒徒垂涎の盃に古染付の螺子(ねじ)盃があるが
五つに文様が分かれたものを「五つ螺子」、
それより数の少ない「六つ螺子」、
もっとも稀少なのが
染付け文様のない「白螺子」だと聞いた事がある。

写真はまさに「オランダの白螺子」。
もとは菓子型だが酒盃のサイズにピッタリ。
軟陶ゆえ釉剥げやほつれがあり
見込みの釉剥げは共直しをしている。
モコモコとうねに立体感があり手触りがいい。
酔いも進み回転文様に吸い込まれそうな気持ちになる。
最近お客の所から戻って来てくれた。(売約済)

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白ぼかしガラス筒盃 明治後期 
径5.2cm 高さ6cm
初見のもの。
筒型で口まわりに白のぼかし。
碁笥(ごけ)底になっている。
グイ呑みサイズが喜ばしい。
すぐに岸岳帆柱の筒盃を思い浮かべた。
少し黒ずんだ飴色で鉛が含んでいるようだ。
幾つか出たものの一つ。(売約済)


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シルバーオーバーレイのショットグラス 
20世紀初 アメリカ
薄く吹いたガラスのボディに特殊な方法で銀を厚くメッキする。
さらに盛り上げた銀に模様を彫る。
アールヌーボー期に製作され、
それに合わせるように衰退した。

これを教えてくれたのは目白にあった夏日堂。
左は15年前、その夏日堂から初めて買ったもの。
銀が立体的なのも勿論良いが
摩耗して平面的になっているのもモダンだ。
これらはショットグラスだが日本酒に相応しい。
気品と華やかさが根来のお敷にも合う。
左から/百合 径4.5cm 高さ5.3cm
大麦 径4.5cm 高さ5.3cm
蓮 径4.6cm 高さ5.7cm


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おもしろ片口4種
酒に使える個性的な片口を揃えてみた。

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美濃鉄釉片口 江戸前期
径12.4cm 高さ8.8cm
美濃の雑器窯の片口で、深さがあるので古い。
口先が細く酒が注ぎやすい。
成形の段階で出来た穴を埋めている。
同窯の呼継ぎがある。やけに高台がでかい。
(売約済)


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瀬戸瑠璃釉片口 明治
径12.7cm 高さ8cm
渋い瑠璃の1色。
片身変わりに鉄絵や織部風の絵柄の多い瀬戸の器だが
これは珍品だ。(売約済)

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アルミ片口 昭和
径14.8cm 高さ6.5cm
簡素だけどスタイリッシュ。
焼きもののような高台がある。
よく見ると梅花皮(かいらぎ)が!?
冷酒を入れると汗をかいて涼しげだ。
(売約済)

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R0017478_2R0017481_2R0017551
時代漆酒上げ(ひあげ) 江戸中期
径12.7cm 高さ6.5cm
ぶ厚く素朴なつくりだが口先が細く注ぎやすい。
側面を鉈で面取りのように削り厚みを調整している。
有りがちなボロボロ感がなく手触りはよい。
所々塗りの直しはあるが大事に使われ今に伝わっている。
濁り酒にピッタリ。雪国の囲炉裏端でやりたい。(売約済)

以上、秋の酒器を集めてみました。
気になるものがございましたらお問い合わせください。
店主 拝

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