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2009年10月 3日 (土)

厨子と花

厨子とは仏像や教典を納める箱形の容器。
たいていは両開きの扉がついておりさながら小さな建造物だ。
面白いものは民間で作られた加飾のない簡素なもの。
納められている本尊も素朴な木彫仏が多い。


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木製厨子 江戸 高さ13.6cm
真っ黒な味の良い小さな厨子。
栗の木でつくられている。
嘉永元年の墨書きがあり稀少。
WEB骨董市にて売約済。


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竹の厨子 江戸 高さ20cm
竹の厨子は初見。
初(うぶ)で出たものでオリジナルの木彫仏も納められている。
煤で真っ黒だがカラカラに乾いて軽い。

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ブリキの厨子 明治  高さ17cm
ブリキの厨子も珍しい。
広義ではこれも厨子というがお社と思う。
滅び感がたまらない。

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木製厨子 江戸 高さ23.5cm
最小限の簡素な造形。
屋根は四面にカットしてあり緩やかな傾斜がある。
厨子は花生けに良い。
尊像や護符が無くても
空家に花を手向けるだけで気持ちが晴れ晴れしい。
F氏所蔵。
(F氏の情報http://www.aricatheatercompany.com/j/top.html)


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ブリキ丸胴厨子 明治〜昭和初期 高さ24cm
漆塗りにある丸胴タイプのブリキ判。
SFの生命維持装置かタイムカプセルのような形。
ブリキ職人の技巧の術が見てとれる。
O氏所蔵。


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木製厨子 江戸幅26.4cm 高さ26.5cm
神殿のような格調高い?たたずまい。
縦の筋目は荒々しい手掘り。
室内は装飾のある和紙が貼られている。
Y氏所蔵。

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木製極小厨子 江戸 高さ 8cm
こんな小さな厨子にも手を合わせた。
どんな像が納められたのか。
Y氏所蔵。


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木製厨子 江戸 幅20.5cm 高さ18cm
村のバスの待合い小屋のような形。
中でお婆さんが座っているようだ。
ヘギ板を組み合わせ、切妻屋根だが平入り
(雨が落ちる面が正面)の造り。
正面側の屋根に拙い溝が彫られており反返りになっている。
O氏所蔵。

(当店商品のほか、Y氏、O氏、F氏の協力を戴き掲載しました)

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