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2009年12月27日 (日)

web骨董市 12月

今年もいよいよ残りわずかになりました。
皆様にはたいへんお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
気になるものがございましたら
メール、
ファクシミリでお問い合わせください。

(なお、ご購入後も画像は消せません。ご了承ください。)

present今月も今までにお買い上げいただいた方に

プレゼントクイズがあります。



A0022324
1.佐波理(さはり)の皿  径22cm 高さ2.2cm
「砂張」とも書きますが銅に鉛・ 錫・亜鉛を混ぜた合金です。
高台が薄らと残り、形、色、共に清々しさがあります。
時代は高麗期辺りの発掘と思われます。
緑青が冴え季節の花に合わせるとbeautiful!です。(売約済)




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2.健胃散/茶入れ 江戸 径7.3cm 高さ8.5cm
胃薬を入れた塗物の蓋物。
茶も昔は薬だったので洒落た茶入れかと思います。
傷みはありますが中もきれい、しっかりしています。10,000円6,000円



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3.伊万里白磁酒杯 江戸中期 口径6.2cm 胴径7.4 高さ6.3cm
もとは向付けで絵の付いたものもあります。
李朝の官窯のような品格のある容相です。
上部に膨らみがあるので吟醸酒の香りが立ちます。
瑕を金で直しています。(売約済)




B0021950
4.伊万里瑠璃釉向付 2客 江戸中期 口径9.9cm 高さ5.9cm
元禄はありそうな美しい向付です。
1客の見込みに窯瑕がありますが良い状態です。
瑠璃も後期のコバルトの強いものではなく
紫がかった落ち着いた色です。(売約済)



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C0021994
5.漆こね鉢 明治~昭和 口径21cm 高さ10cm
庄内から出ました。
漆がベタベタに付いた味のある木鉢です。
くろめた鉢ではないと思いますが
雑漆を入れて使ったものでしょう。
漆桶より珍しいです。14,000円9,000円




D0021928
6.白釉筒型容器 フランス 19c 
口径5.7cm 高さ5.7cm 
口径6.3cm 胴径5.5 高さ6.2cm

同種を以前にも出したことがあります。
ジャムなどを入れたデルフトに良く似た容器です。
筒盃で使っています。
口回りに釉剝げあり。欠けは漆で直しています。(売約済)



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7.手炙り(火鉢)戦前 
銅落とし口径18cm  本体胴径26.5  高さ19cm
桐材の菊型?南瓜型のかわいい火鉢です。
木目が浮き上がりトロトロに使われています。
節に木割れがありますが良い状態です。
しばらく使っていましたが
大きいのが欲しいので手放します。
灰付きです。(売約済)



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8.粗末な厨子 江戸末〜明治 幅21cm 奥行き8cm 高さ11cm
珍しい間口の広い厨子です。
無人駅の待ち合い小屋を彷彿させます。
煤で真っ黒。すべて木釘のまま。
お婆さんのフィギュアが欲しいです。(売約済)



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9.薄い板の升 明治 13.5cm × 13.5cm 高さ6.4cm
ナチュラルな木色。
粗末な民具ですが薄板で味のある升。
縦置きにして小物を飾っても素敵です。
組の隙間にパテか刻苧(こくそ)を埋めてあります。
(売約済)



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10.丹波うるか壷 明治 口径5.2cm 胴径7cm 高さ4.9cm
鮎の塩からを入れて売ったもの。
蓋があったものですが
欅の蓋にして茶入れに見立てたものでしょう。
ホントにかわいい!(売約済)



I0022010_2 
11.黄銅桃型水滴 李朝 4.6cm × 7.5cm 高さ3.2cm
李朝コレクターから分けてもらったもの。
味の良い丁寧な作りですが
不思議なことに裏側にハンダで塞いだ部分があります。
13,000円8,000円(売約済)




J0022023
12.初期伊万里陰刻皿 江戸前期 径14cm 高さ2.5cm
古染めかと思いましたが分厚い作りと
高台から初期伊万里と思います。
見込みに菊の陰刻、口紅を施し
影青(インチン)のような釉を掛けた珍品です。(売約済)




K022164_2 
13.黒ガラス切子皿 4客 大正 径12.9cm 高さ2.7cm
型吹きをしてから面取りカットした珍しい黒ガラスの皿。
黒曜石のようです。
削りが浅く素地が見えているところがあります。
季節を問わず格好良くきまります。
2枚小欠けがあります。(売約済)



L022033_2 
14.欅の茶壺 口径2.7cm 胴径7.1cm 高さ9.7cm
トロトロ、ピカピカの木肌。
良くぞ使い込んだものです。
美味しいお茶が飲みたくなりました。
サイズもかわいくてGood!です。(売約済)




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15.石製薬研 16.5cm × 16.5cm 高さ16cm
青みのある安山岩でつくられた洒落た四面の薬研。
関東系の石でしょうか。
永く突いたのか穴が深いです。
欠けや他の面の擦り痕などありますが古格があります。
室内に置かれても心が癒されます。
(売約済)




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16.バッテリーのガラス製部品 戦前 
2.9cm × 6.5cm 高さ10.2cm
昔のバッテリーの中のガラス製の部品です。
厚みのある平べったい形なので
さり気なく花を生けるのに重宝します。
ホツや小瑕、気泡あります。(売約済)



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17.木製台 オランダ 19~20c 15.3cm × 40.8cm 高さ17cm
以前出したような気がしますが、忘れました。
暖炉の前に置いたものらしいのですが分かりません。
パイン材でかわいい脚の付いた素朴な台。
小物を飾るとnice!です。12,000円9,000円



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18.李朝刷毛目盃 李朝前期 径9.9cm 高さ4.5cm
shine特別出品です。shine
分厚く重みのある盥型で永く使われトロトロです。
化粧土が素地と同化した色になってますが
貫入がびっしりで滋味溢れる盃です。
底土が厚くなり過ぎたのか化粧土を掛けてから
篦で削って調整してあり、
出ベソのようなかわいい高台になっています。
短めの入と口縁に引っ付き痕があります。
がたついたのか少し高台を摺っています。
刷毛目盃というと端反り平盃が多いのですが
それより数が少ない品です。
この値段で入手は難しいと思います。
58,000円48,000円(売約済)
1_9
さっそくのお写真ありがとうございました。
お似合いです。



Q0022142_2 
19.黄銅茶缶 径9cm 高さ19.5cm
黄銅(真鍮)製は珍しいと思います。
変わった表面処理が施されていたのでコンパウンドで磨きました。
今はピカピカですが半年ぐらいで落ち着くと思います。
底が厚めなのか重量があります。
大きめですが握れるサイズなので使い易いと思います。
銘は判りません。
presentプレゼント商品です!


Q.黄銅は真鍮とも呼ばれ銅と亜鉛の合金ですが
日本で黄銅が一般的に普及するようになったのは何時代?

メール、ファクシミリでお答えください。

正解者が出ましたので終了しました。
答え/江戸時代
埼玉県Yさんおめでとうございます。

今回は以上です。

ご連絡お待ちしております。店主 拝

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2009年12月22日 (火)

両手付のデルフトとピューターとエゾ鹿

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デルフト両手付きボウル オランダ 18世紀前期
径15.5cm 高さ7cm

手放したものが戻って来た。
このデルフトはのコレクションのひとつだった。
骨董屋になって友人の好意で「別冊太陽」に載せてもらい
その後は麻布十番の人気店に渡った。
最近になって遠方から買って欲しいと連絡があり引き取った。
両手付きタイプはたいへん珍しく市場に出回らない。
見つけても完器はなく「手」が失なわれている。
これは胴に割れがあり修理されているが肌も白く艶やかだ。
この形はデルフトしか見たことがない。



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ピューター両手付き皿 オランダ 18世紀前期
径16.5cm 高さ4.2cm
先のデルフトと同時代。
1730年の刻印。
これも珍しいものでなかなかお目に掛からない。
「手」がデコラティブで重厚な趣きがある。



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北海道からエゾ鹿の肉が届いた。
友人が近所の猟師から分けてもらったもの。
毎年大量に送ってくるが我が家には入り切らないので
知人に配ったり、鉄板焼屋にあげたりと大騒ぎだ。
友人曰く、たまには野生の獣を食べると良いという。
何が良いのか分からないが配合飼料育ちの家畜より
原生林を駆け回り様々な草を食べた獣の肉は
薬に近いものだろう。

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瀬戸ミニ石皿にサラダ。
ピューターはこれも友人が作ったジャガイモ(キタアカリ)のオーブン焼き。
デルフトはえぞ鹿の赤ワイン煮。
コップはフランス調味料容器。
キュノワールはエゾ鹿のハーブステーキ。
(お値段お問い合わせください)(デルフト両手付きボウルは売約済12/23)

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2009年12月12日 (土)

根来の板

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大倉集古館の特別展「根来」を見た。
文献に出てくる名高い逸品ぞろいで2時間近くもいた。
大滝神社伝来の優雅な脚付盤、天に昇りそうな平安高杯、
白州正子旧蔵の華やかな紅葉散らしの鉢、
東大寺練行衆盆は反っていることも分かった。
その中に五客組の小さな角切盆があったが
以前、本の撮影に拙宅に持ち込まれた物で
久しぶりに出会えて嬉しかった。
展示会の帰り、街路樹の赤い葉にも
敏感に反応してハッとしてしまった。

「根来」の後で気恥ずかしいのだが当店の備品を出してみた。
もとは短い脚があってそれがバラバラに外れて出て来た。
敷板に好都合なのでこのまま直さずに重宝している。
数人の客から売ってくれと言われたが
それぞれにそのうち売りますと曖昧な返事をして
しかも誰か忘れてしまい今は備品と言っている。
黒塗りの板や寺院古材も良いが赤い板も趣きがあって面白い。
時代は控えめに江戸前期。

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写真左/志野織部の香合の蓋の残欠。三枚葉の絵が珍しい。
身がないので古材で作っても良いかも。径9.8cm
写真右/大きさのある懸仏。基本に戻ってシンプルな阿弥陀様。
キリッとした美少年顔。高さ12.6cm
(根来の板以外は商品です。)

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