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2010年1月27日 (水)

一蝶寺の梅  

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縁あってこの寺の厄介になることになった。
清澄白河駅から当店に来られる方は気がつかれたろうが
駅を出ると右に大きな建物があって
壁にNAMNAMという文字と小坊さんのキャラが目立つ。
一蝶寺という名は元禄に活躍した絵師の英一蝶(はなぶさいっちょう)が
12年の遠島から許され身を寄せた寺ということで
宜雲寺(ぎうんじ)が本来の名称。

角を曲がり山門をくぐると通りの喧騒から一瞬にして静寂に変わる。
さらに石畳の先は見事に手入れされた庭。
風格ある盆栽が数多く並べられ、ちょうど梅が満開で目を奪われた。
(高さ60cmくらい)
白骨のように枯れ果てた崇高な姿。
盆栽用語で「舎利(しゃり)」というらしいが
手を合わせたくなるようなありがたい呼び名だ。
各地に樹齢300年とか400年とか伝わる名梅があるが
この梅の樹齢は分からないらしい。
店にあった古染付の皿が約400年前の作。
このヒョロヒョロの梅が400年後は
このような姿ではないかと思いが馳せる。
香りも良くニホンミツバチが群がっていた。

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この寺が縁で一蝶という人物に興味が湧いた。
紀伊国屋文左衛門や芭蕉とも交遊があり
人気絵師でありながら誹諧師、お座敷芸人と破天荒な風流人だ。
調べるとエピソードがたくさん出て来て面白い。
寺には一蝶のふすま絵や軸が多数あったらしいが
関東大震災ですべて焼けたらしい。
気さくな住職が戦後に買った一蝶の絵があるというので見せてもらったが
牛若丸と弁慶というもので
「寺に合わねえんだよな〜。これホンモノかい?」
と言われ言葉に詰まった。

http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/e2009-04.html
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/1004/index.html

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