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2010年2月 3日 (水)

一碗自適

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骨董の先達O翁が日々の暮らしを一碗で過ごしたいと自身の碗を見せてくれた。
それは意表を突くもので半筒型の赤茶けた匣鉢(サヤ)だった。
既にコーヒーやら飯やらで使いこなれている。
さすが、仙境の域に達する選り抜きの珍器と感服したが
他の骨董屋に見せたところドン退きされたという。
ならば我もと思い、選んだものがこの山茶碗。
片身が白い赤焼けの碗。
凡器だが鎌倉信楽の壷を彷彿する枯淡な趣き。(私だけ?)
こんな時、箱入り、墨書きのゴージャスな茶碗では野暮。
修行者のつもりで心身浄化を志し質素にやりたい。



では、実践風景・・・・
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朝/玉子かけごはん 
残り飯を電子レンジ。スーパーの安玉子を落とす。
これにアミの佃煮、海苔、分葱をパラパラ。醤油を垂らして一気喰い。
メチャメチャ美味い!
ほうじ茶でしみじみ~。「一日が無事でありますように」



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昼/おろし蕎麦
森下の交差点の近く「京金」へ。
勝手に山茶碗を持ち込み「おろし蕎麦」を頼む。
京の辛み大根がピリピリ辛い。
周囲の視線を感じても一向に構わない。
通ぶったうっとうしい客がこの碗で静かになった。
山茶碗が店の器のように解け込んだ。



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お八つ/点茶  
山茶碗で点てると茶筅の先が折れて小骨のように口に残ったことがある。
これはけっこう点てやすく茶映りも抜群。
饅頭には古瀬戸の皿。



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まずは濁り酒でグビグビ。肴は煮鮑。

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夕/濁り酒、鳥粥 
粥はもも肉、芹、十勝産の百合根が入る。
芹が香り、百合根がほのかに甘い。
粥は土鍋で炊くとほんとうに美味しい。

一日、平穏無事。感謝 拝
(お買い上げありがとうございました)

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コメント

はじめまして、いつも楽しく拝見してます。
御紹介の山茶碗の兄弟分のようなのを持っておりまして、びっくりしております。
いずれ涙の御対面をさせてやってくださいませ。
私も毎日、お茶、お茶漬け、料理とこき使いまして、いい具合に育ち、「生涯一碗」これだけは売るまいと思っております。
といいつつも平茶碗だから秋冬の「生涯一碗」もほしいなぁと思っております(欲深ですね)

投稿: いとう | 2010年2月 3日 (水) 17:13

ありがとうございますhappy01
やはりご同胞がいらっしゃいましたね。
よろしければお写真をメールでお送りください。

(ほんとうはもっとお高い碗を売らないと食べていけません。crying
高い碗を買ってくださ〜い!)


投稿: 店主 | 2010年2月 3日 (水) 17:57

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