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2010年4月29日 (木)

web骨董市 4月

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花が咲き、筍も伸びてきましたが気まぐれな天気が続きます。
五月も間近なのに三寒四温。
そんな中、オオクワガタのクワタ君が逝ってしまいました。
身体に似合わず臆病なヤツでしたが長生きしました。

お待たせしました。
4月のweb骨董市です。
気になるものがございましたら
メール、電話、ファクシミリでお問い合わせください。
(尚、夜間のお電話はご遠慮ください)



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1.古瀬戸小壷 室町 胴径6.8cm 高さ6.2cm
作家さんが作ったのではと思ったほどの
可愛らしい小壷。
イビツでロクロ目があり、コロンとして手に納まります。
首はありませんが小花が似合います。底は糸切り底。
8.000円(売約済)



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2.古九谷白磁徳利 江戸前期 胴径.8cm 高さ23.3cm
バキバキに割れても名品。しかもスタイリッシュ!
味の良い共箱入りで、白高麗と書かれていますが
江戸前期の有田のもの。
厚みのある乳白の磁胎、
高台際の地貫入(甘手地)、ピンホールなど特徴が散見できます。
これからの季節に向けた洒落た酒器です。
(売約済)



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3.ガラス徳利と盃セット 明治後期~大正 
胴径6.2cm  高さ15cm  径5.5cm 高さ4.3cm
涼しげなエナメル彩の徳利と盃。
徳利の鷺とオモダカの絵も抜群です。
まだ陽の落ちない夕刻から一杯やりたいですね。
三味線も欲しいところ。
因みに、隣は三味線のお師匠さん。聞こえて来ます。
(売約済)



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4.杉木地盆 径29.5cmcm 高さ2.8cm
夏向きの盆でしょう。
木目が浮き出て、渋さと清々しさがあります。
水に強いので濡らして使っても風情あり!
(売約済)




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5.木の葉盆  戦前  22cm ×34cm 高さ5cm
煎茶盆でしょうか。可愛らしい昭和モダンな木の葉の盆。
材は欅で手彫り。虫穴が側面にありますが使用に問題なし。
よくあるリアルな芭蕉盆より私は好きです。
(売約済)



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6.ディスプレイハンガー  時代不詳 幅36cm 高さ 76cm~108cm
削り出した桜材のショルダー部と鉄のスタンド。
北欧風なイカしたハンガーです。
もしや、ウェグナーの?ナンテ
よく分からないけどカッコイイです。
ネジはマイナスネジ。
パテの補修部分があります。
(売約済)



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7.アルミ鋳造薬缶 戦前  胴径 16.5cm 高さ12cm(蓋まで)
無垢のアルミの分厚いヤカン。注口が角ばって、無骨だけど可愛い。
使い易いサイズです。9.000円7.000円



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8.カットグラスとデルフトタイル コップ(戦前) タイル(19世紀後半)
径5.2cm 高さ9
10.1cm ×10.1cm 厚み 1.1cm
アーガイルのような斜め格子のカットのコップ。
薄い上がりで気泡があります。ヨーロッパかもしれません。
ビールや冷酒に。
タイルはひと回り小さいかわいいサイズ。
絵がないのも魅力。
(売約済)



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9.陶板A 李朝末期~20世紀初 径32cm 厚み1.3cm
南部の生活雑器(オンギ)を焼いた窯の窯道具。
赤い土が焼き締まり、薄いので料理に持ってこいの陶板。
両面が使えます。
(売約済)



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10.陶板B 李朝末期~20世紀初 径29.4cm 厚み1cm
こちらは前者よりひと回り小さく片面の角に丸みがあります。
(売約済)



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11.扇型木地盆 戦前 21cm×30cm 2.6cm
小さめの扇の形。洒落た形は少ないです。
目の荒い板目の松。
(売約済)




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12.乳白ガラス盃 明治〜大正 径6.2cm 高さ4cm
型吹きの涼しげなガラス盃。
透けのある白が素敵です。(売約済)



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13.吹きガラス盃 大正 径5.7cm 高さ4.8cm
ガラスの立グイ。
乳白の口回りに、ムラのある表面で高台が付きます。
気泡もあって多少イビツ。味わいがあります。
(売約済)



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14.ホーロートレイ イギリス  25cm 31.5cm  高さ2cm
トレイは少ないです。フランス購入ですが英国製らしいです。
食卓以外にも小物を並べたり、酒器の変わり盆にも。
(売約済)



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15.銅製行灯皿2点 戦前 左/径22.5cm 高さ2cm 右/径22cm 高さ2cm
2点とも純銅ですが、左は緑青が噴いていい味に。
右は本来の赤ですが、荒れて渋さがあります。
どちらも折り返しがあり、高さがないので使い良いと思います。
(売約済)



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16.犬の木製玩具 戦前 長さ18cm 高さ15.5cm
板を張り合わせた粗末な玩具。
捨てられずによく残ったと思います。
健気で愛おしくなります。
(売約済)



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17.瓢型ガラス徳利 昭和初期 径10cm 18.5cm
割型の吹きガラスで、口内を擦り出してかわいい蓋が付いています。
酒を入れて冷蔵庫で冷やすのに便利。
薄作りですが、スジというかムラが豪快です。
(売約済)



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18.白釉壷型容器 フランス 19c 径6.4cm 6.1cm
塩笥というか壷の形で盃に打ってつけ!
分厚くて重いのですが、トロッとしてかわいいです。
勝見さんから分けてもらいました。(骨董屋の盃手帳/所載)
「使い勝手よりも魅力が勝る時」
まさにそのとおり。
見込みに入がありますが抜けていないようです。
(売約済)



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19.手付ガラス水注 大正 胴径8.7cm 胴高11.6cm
きれいに保存されていました。
このタイプは蓋が落とし込むつくり。
長めの器形が素敵です。
(売約済)



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20.ピューターのトレイ オランダ 19世紀 径26.6cm 高1.4cm
皿はいっぱいあるのにトレイは出て来ません。
このトレイはたまに出るものより古手で重量もあります。
リムに瑕がありますが凹みもなくピタっと平らです。
(売約済)



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21.ブリキ茶缶と鉄茶匙 戦前  胴径6.4cm 高10.2cm
鉄味がいいです。握れるサイズ。
丁寧なつくりでピタっと締まります。
当店オリジナルの鍛鉄茶匙をお付けします。
(売約済)



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22.ブリキ ベロ付茶缶 戦前 胴径5.5cm 高8.6cm
ベロ缶見なくなりました。
真鍮を巻いたベロのカーブが洒落ています。
鉄味はもう少しですが使うと良くなると思います。
錆を落とした痕があります。
(売約済)

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23.銅製笠型茶托 大正〜昭和初期  径11cm 高1.6cm
「村松貴金属店」と銘があります。
煮色仕上げで高級感があり、
使われて渋いあがりになっています。
デザインもモダン。
シャープな白い湯呑みが合いそうです。
共箱。(売約済)



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24.ホーロー手付鍋とホーロー小皿 戦前 イギリス20世紀初
径15.2cm 高4.2cm
径7.9cm 高1.2cm
小鍋のブルーがGood!です。手は縒りになって珍しいです。
小皿はイギリスのもので小皿は珍しいとのこと。
傷みはありますがどちらも使えます。(売約済)



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25.古染付皿3点 明末~清初
左/径15.7cm 高3.7cm
中/径21.3cm 高3.2cm
右/径15.5cm 高3cm

3点とも瑕があります。
左の波縁は口紅のタイプで入が1本のみ。
大きい皿は呉須の発色も良く重みがあります。
欠けがあり漆で直っています。
右は牡丹に蝶と素敵な意匠ですが
瑕が大きく2カ所割れを付けてあります。
それぞれ使うには支障ありません。(売約済)



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26.李朝古画(平沙落雁図) 李朝 30.1cm 61cm
八景物のひとつ、平沙落雁図のまくりです。
民画というより絵師が描いたと思われます。
岩を大らかに描きながら、波や鳥は繊細。
特に鳥は高麗青磁の象眼に出てきそうな描写です。
裏打ちがしてあります。折皺、汚れがあります。
面白い絵です。
(売約済)

今回は以上です。
ご連絡お待ちしております。店主 拝

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2010年4月23日 (金)

マスさんの小皿

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益子焼山水文小皿 戦前 径12.1cm

柳宗悦が絶賛した皆川マスの土瓶は民芸の代表的なものだが
土瓶の絵のどこが良いのか分からなかった。
皆川マスといえば、昭和天皇が益子を訪れた時に
「仕事は楽しいですか?」と聞かれ
「ちっとも楽しかねぇ〜」と答えた話や、
柳宗悦が紙にその絵を描いてくれと頼んだがそれを拒み、
浜田庄司に押され、やっと描いたという話など
素朴で実直な人柄を思い浮かべる。(その絵は民藝館にある)
日に500個以上も同じ絵を描いていたというから
もし、その姿を目の当たりにしたらきっと感動したと思う。

この小皿は民藝の仕事たずさわっていた人の旧蔵品。
マスさんが居るような、のどかな里山の絵だ。(売約済)

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2010年4月13日 (火)

陶片狂再燃

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唐津花の字文皿陶片 桃山〜江戸初 長さ12cm〜 15cm

陶片狂がまた熱くなった。
こんどは文字入り陶片数点。
が、しかし、最後の最後で競り負けた。
モヤモヤ気分が薄れかけた頃
落手した先輩業者が都内の催事で1枚を出品した。
欲しかった「花」の字!
遠回りだったが、やっと手に納まり素直にうれしい。

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花/染井吉野(ソメイヨシノ)

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2010年4月 3日 (土)

くろめ鉢と桜

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くろめ鉢 江戸 径35cm 高さ6.5〜8.5cm

漆は採取したときは水分の多い乳白色だがこれを木鉢に移し、
天日で攪拌し生漆の水分をとばす。これを漆のくろめ(精製)という。
くろめ鉢といえばきれいに刳り出した大きな木鉢に
漆でピカピカになったものを目にするが、これは様相が違う。

縁はガタガタに崩れ、そこからヒビが入って
表面も波うっている。それでも漆が固まり堅牢だ。
元は赤塗りのこね鉢かも知れない。
荒々しいイメージに加え、ゆったりしたカーブが魅力だ。
慣れ親しんだ道具への愛着か。
使い続けた果ての姿。(売約済)


花/ヤマザクラ(山桜)
桜はソメイヨシノが一般的だがクローン故に種は発芽しないという。
すべて同じ一本からの接木のコピーだ。
戦後復興とともに大量に植えられ、そして今寿命が来ているらしい。
日本経済のようでちょっと怖い。
里山で育った者としては桜といえばヤマザクラが懐かしい。
春、山裾に他の木に混じってポツ、ポツと白い塊が眩しい。
こちらは寿命も長い。

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近所のソメイヨシノ 
建設中の東京スカイツリーが見える

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