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2010年5月22日 (土)

黄瀬戸筒碗

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黄瀬戸筒碗 江戸初期 径8.2cm 高さ7.6cm

向付けあるいは香炉だろうか。
志野以外の筒形は稀。
瑞浪古窯の出土と思う。
黄色の灰釉が鈍い艶を見せ、浅い削り出しの高台がうれしい。
胎土は少し荒めの土で小石を引きずった線が幾つも見える。
見込みは降りものが落ち、隅に丸みがある。
釉の状態も良く、カセは高台のみ。
細身の茶筅で点てられるが、もっぱら焼酎で楽しんでいる。

箱は古材を使った数寄者好み。仕覆は色味を合わせた縞の木綿。
仕立てた所蔵者の気持ちが伝わる。

(ご売約ありがとうございました)


最近では、瑞浪の古窯(大川東、水上向など)から出る
ものは黄瀬戸とは呼ばず灰釉という。
黄色味が強く緑のタンパンが掛かっていても
「緑釉流し灰釉大平鉢」などとメンドクサイ。
大窯と登窯の製法や茶陶と日用陶の違いと思うが
瑞浪の窯には茶人の注文がなかったのだろうか。
一方で白い長石釉は何処でも志野という。
こちらは大雑把。


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黄瀬戸平向付 径11.8cm 高さ3.5cm 大平(美濃大窯)
緑の胆ぱんが濃厚。その下は草花の印花。
胆ぱんは高台まで薄ら抜けている。



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緑釉流し灰釉大平鉢 大川東(江戸初期)
菊の印花があり、黄味も強く緑釉も青へと変化して鮮やか。

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