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2011年1月22日 (土)

1/22出品

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白瓷長頚瓶(猿投窯) 平安時代 
高さ21.5cm

平安期の華瓶型の鋭い形です。
珍しく片面が赤上がりで
反面が素地のままで練り込んだ土の縞模様が地層のように見えます。
縞模様は以前にも同手にものに見たことがありますが
焼成を考えてのことでしょうか。
愛知県日進市折戸出土らしいのですがここも窯跡かも知れません。
猿投窯も何百基もあったというから規模に驚かされます。
半日試したところ水漏れないようですが銅の落としをお付けします。
(ご売約ありがとうございました)



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色定法師一筆一切経(仏本行集経)正治2 1200年 
5行  25cm×8.5cm 額A4サイズ

筆者の色定法師(しきじょうほうし1159~1242)は
臨済禅の開祖。
栄西の俗弟とも云われ「一切経」全5048巻を42年かけて一人で書写。
日本史上、この偉業を成し遂げた人物は藤原定信(1088~?)の二人のみ。
この写経は今も大半が神域として知られる宗像神社に残っています。
書写が完成してから七百数十年の間に600巻あまりが破損し、
39巻のみが市井に流出したとされています。
(ご売約ありがとうございました)



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東大寺八幡経(重源上人大仏伽藍再建願経)
6行 26.2cm× 11.2cm 額B4サイズ

鎌倉時代前期を代表する写経。
嘉禄2(1226)年。定雄 筆。料紙は黄楮紙。
東大寺伽藍の安穏を願って発願し、
完成したのち東大寺の鎮守八幡宮に奉納された「大般若経」。
裏面に「東大寺八幡宮」の黒印がうれしいです。
参考サイト
http://www.narahaku.go.jp/collection/d-1156-0-1.html



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窯道具花生け 桃山時代 高さ19,5cm

大きくて姿の良いトチン(窯道具)です。
真っすぐに立ち上がり、口はこちらに向いて
目トチや粘土が埋まり花が生け易いです。自然釉もきれいに掛かっています。
古い時代に拾われたらしく取り付けられた鉄の丸環も古格があります。
産地は唐津ではないかと思います。
昔に掘られたもの方が今出て来たものより良いものが多いですね。
掛けても好し、敷き板にも好しの花生けです。
(ご売約ありがとうございました)

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薄く美しい形の珍しい山茶碗 鎌倉 径12,6cm 高さ5cm

薄く高台から引き上げられた絶妙なバランスの器形。
現代作家の作かと思ったほどです。
よく見るサイズよりぐっと小さく赤味のある細かい土に籾殻高台、
見込みは微細な灰が被っています。
美濃産でしょうか、どこの出土か分かりませんが
同時代の壷に赤上がりの手がありますが似ています。
奔放でありながら繊細なイメージです。
これが白ければどなたかの作品に似ています。
(ご売約ありがとうございました)




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鉄の板の茶入 明治 短径6.8cm 長径9.2cm 高さ11.8cm

普通のブリキより分厚い鉄板で作られた重厚な茶入れです。
楕円に作られ掴み易くずっしり重みがあります。
黒く渋い鉄味に真鍮巻きが引き立ちます。
押しても凹みません。
(ご売約ありがとうございました)




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李朝の棚 李朝 長さ80cm 高さ37cm 幅13cm

久しぶりにほれぼれする棚に出会いました。
これも書案(ソアン)というのでしょうか。
小さめで薄く美しい形状です。
欅材で両面の角を削った凝った作り。
何を置こうかワクワクしますが
新羅仏や白磁水滴などがお似合いでしょう。
李朝家具は畳でも床でも和洋選びません。
レプリカやリプロが多い中、貴重なオリジナル品です。
(ご売約ありがとうございました)

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