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2011年8月11日 (木)

古器と花

猛 暑 到 来。
せめて花でも生けて涼の演出と思い
花探しに出かけましたが汗だくで帰って来ました。

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崇福寺形長頸瓶  平安時代(9世紀) 胴径10cm 高さ13.8cm
和様化した美しい平安期の長頸瓶。
大津京にあった崇福寺周辺から数多く出土したことから
崇福寺形長頸瓶と呼ばれます。
古陶ファンは言うまでもなく
仏教美術ファンからも人気の高い小品です。
反身に灰が被り変化のある景色です。
焼きが堅いので水は滲みません。
首が飛んでいるのが多いのですがこれは口の欠けのみ。125,000円

花/キキョウ、ナデシコ、メヒシバ、セリ科のなかま





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古銅銚子 江戸時代 口径14.5cm 高さ11cm
発掘の銚子で朽ちて破れた姿が絶妙です。
うぶな緑青の色も素晴しく花が映えます。
平安の経筒や水瓶は無理でも
いにしえの気高い風情が楽しめます。(売約済)

花/コヒルガオ





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備前鳶口小壷 室町時代 胴径7.9cm 高さ7.9cm
還元焼成で青白くしかも堅く上がった小壷。
濡らしてもこの色。
お歯黒に使用されたもので
内側に錆がしっかり付いています。
水は滲みません。
窯印は十文字か古のような彫り。
体に似合わず大きな石ハゼも魅力。
口の欠けは残念ですが
銀で直して徳利としても楽しめます。
(1合弱)
この手は出来のよい贋物が多くて難儀します。
ベテランの知人が数十万で買った鳶口小壷を
備前の目利きにダメと言われたそうです。(売約済)

花/ヤクシマノコンギク





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埴輪残欠 5世紀 高さ31cm
馬の脚の残欠ですが格好の花生けになりました。
ヘラ削りにも勢いがありスタイリッシュ。
ムクゲは別の名をハチスと呼びますがなぜでしょう。
ハチスとは蓮のことですが。
(売約済)

花/枯蓮、ムクゲ





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漆桶 明治 胴径8.5cm 14cm
握れるくらいの小振りな漆桶は稀少です。
シナの樹皮を巻いた素朴なつくり。
漆でカチカチに固まっています。
やはり野花が似合います。田舎の草むらの中で咲いてる情景が好きです。
(売約済)

花/ソバナ、ミズヒキ、ホトトギス、セリ科のなかま、エノコロクサ





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ひよこ篭と栃の箕(み) 明治〜昭和初期
ひよこ篭/胴径16cm 高さ16cm  
栃の箕(み)/幅36cm 長さ49cm 厚み11cm

篭は目が大きめで涼しげです。
ひよこを入れて売りに行ったものらしいのですが
ひよこが入った様子もきっとかわいかったでしょう。(売約済)

箕は栃の木を刳りぬいたものでたいへん珍しいものです。
たいていは笊や樹皮を織り込んだものが多いです。
割れを漆で漆で直しています。
ツルツル、トロトロです。(売約済)
花/ムクゲ

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