WEB骨董市/「秋の古窯」
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常滑鳶口小壷 14世紀 胴径12.8cm 高さ10.5cm
昨年に紹介したもので売却されたものですが
購入者の諸事情により戻ってきました。
小さくすぼめた首に注ぎ口がついた可愛い壷です。
赤黒くかっちり焼けて胡麻が降り掛かるだけの簡素な肌。
奇跡的に無瑕。底は砂底で水は滲みません。
当時、実際に使ったものでしょう。
墨書きは愛知県内の出土。(売約済)
渥美中壷 平安後期 胴径16.5cm×高さ22cm
「上」の字の入ったほとんど無瑕に近い中壷。
上部のみに人為的に釉薬を掛けた痕跡がはっきりと分かります。
全体に焼きが甘いのですが渥美は常滑に比べ
窯の焼成が悪かったようで一様に生焼けです。
製作期間が短くあまり出回らない貴重な古窯です。
(売約済)
須恵器小壷 平安 胴径13cm×高さ10.5cm
堅く焼けた短頸の小壷です。
全体に自然釉が艶やかに掛かっています。
手の平にのる好ましいサイズ。
水も漏れません。(売約済)
弥生斜縄文小壷 弥生時代 胴径11.5cm×高さ15cm
関東系の弥生壷で
ジグザグの斜縄文がモダンな薄い作りの器形。
胴に2カ所穴があり補修されています。
弥生は地域性がありバリエーションが豊富です。
値段も比較的安価なので花生けにはお薦めします。
(売約済)
弥生丹塗壷 弥生時代 胴径12.2cm×高さ17.8cm
関東系の柿色の丹が残った華やかな小壷
愛鷹山の紙が貼られています。
静岡県の愛鷹山でしょう。
口回りは割れていますが原型を留めております。
(売約済)
弥生広口型小壷 弥生時代 胴径10.3cm×高さ13.5cm
近畿地方のものと思われます。
白い土に黒いカーボンが浮かんだ優美な姿。
天に広げた口と削りの心地よい細いステム。
ブーケっぽく生けてみたいです。
因みに大地震の時も倒れませんでした。
29,000円22,000円
常滑山茶碗(天)鎌倉 径16.5cm×高さ5.5cm
重ね焼のいちばん上の数少ない天場です。
降りものはありますが自然釉に溶けこみ艶やかです。
部分的に釉剥げはありますが
茶で使われていたようですべすべと馴染んでいます。
縁にも薄く釉があるので口当たりも滑らかです。
瑕は小さく金銀混合の直し。
目の詰んだ簡素な杉箱が欲しいところ。(売約済)
須恵器系片口 平安~鎌倉初期 径23cm×高さ5.5cm
海上がりで器形は南蛮手に似ており
土質は珠洲のような雰囲気です。
糸切り底で荒い土に
幾つもの小石が爆ぜているのが散見できます。
調べたのですが明確な古窯が見つからず
須恵器系片口というのが文献に記載されていたので
これもそれではないかと思います。
ヒビがありますが止めてあります。
浅鉢型でしかも堅く焼きしまっているので料理が映えます。
(売約済)
ストーンウエア長壷 ドイツ13~14世紀
胴径12cm×高さ24.5cm
ライン川の支流のジーク川沿いにある
ジークブルク(Siegburg)の古窯。
ハンドルがないのは珍しいです。
ドイツ人も知らない人が多く
稀少な割にはそれほど高くありません。
荒い土にろくろ目が立ち、指で捻った独特な高台。
中世ヨーロッパの匂いが漂う貴重な文化財です。
(売約済)
常滑大平鉢 鎌倉時代 胴径31cm 高さ14cm
経塚壷の蓋に作られたもので、
片口は法力が現世へ通じるための道と考えられたとのこと。
良く焼けて白っぽい土色。
瑕は縁に欠けがあるのみで白漆の直しです。
入が3本ほどありますが止まっています。
48,000円35,000円
常滑経塚壷 平安時代 胴径33cm 高さ32cm
以前にもご紹介しました。
クールで緊張感のある薄い作り。
修験者の信仰心の為せる美しい造形です。
破れていますがへたれずに基本形をとどめています。
全体に薄く自然釉がかかり清々しいです。
肩の一部が共継ぎ、その隣に呼継ぎがあります。
この呼継ぎは取り除いてもいいかも知れません。(売約済)
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