梅瓶型の須恵器
須恵器 11〜12世紀 胴径13.5cm 高さ23.5cm
中国には梅瓶(めいぴん)という高貴な壷があるけれど
これはその形に近い平安時代の須恵器。
細かく粘りのある胎土に自然釉が流れています。
何より花を生けてみたいと思っていた形で
高名なお花の先生もこれに似た形の壷に
花を生けていました。
曲のある梅を生けるといっそう気高く
ゴージャスなのではと思います。
花は習ったこともなくおこがましいのですが
器を引き出したいので大仰にならないよう気をつけます。
あとは器がなんとか形にしてくれます。
写真は錦木とバラの実、菊。
都心は紅葉が乏しく秋らしさを感じないのですが
公園のハゼノキや南天、錦木が真っ赤になり目をひきます。
(売約済)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント